丸谷才一

1マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2010/12/22(水) 18:39:49
蓮實 まず「私小説」以外の小説(傍点)がはたしてあるのか。原理的な問題としてではなく、
具体的な作品として。たとえば丸谷才一の『裏声で歌へ君が代』、あれは「私小説」的なもの
から可能なかぎり遠ざかろうとしているけど、小説としては零だと思うわけです。『笹まくら』にしても
『たった一人の反乱』にしても読んでいるとつらくなってくるんです。西欧小説にたいする後進国的
な思いこみだけで書いているでしょ、このひと。ヨーロッパのほんの一時期の小説類型に殉じよう
とする特攻隊精神というか、文学はもっと自由でいいわけだ。彼の場合も、「私小説」的に書いた
『横しぐれ』だけがちょっとおもしろい(一同賛同)。むろんよいものが出てくれば褒めるのにやぶさか
でないし、ぼくとしては「私小説」なるジャンルにべつにこだわっているわけではない。 (P32)

『批評のトリアーデ』(1985)

2吾輩は名無しである2010/12/22(水) 19:58:55
まさかの2ゲット

3吾輩は名無しである2010/12/22(水) 20:26:37
おちんちん

4吾輩は名無しである2010/12/22(水) 20:56:50
(o^v^o)おちんちんかよ!

おちんちんじゃねえよ!

6吾輩は名無しである2010/12/22(水) 22:45:46
>>5 出たな!鈴木雄介! 許さん!!

なんで怒ってんの?

862010/12/23(木) 00:12:29
深い意味は無くてよ

びっくりしたなあ。もう

10チワワ ◆m0yPyqc5MQ 2010/12/23(木) 02:36:46
∪o・ェ・o∪{きゅ〜ん♪(くだらないなあ)

11吾輩は名無しである2010/12/23(木) 09:05:01
丸谷さんは天才でふ

12吾輩は名無しである2010/12/23(木) 18:55:54
なんで天才やねん!!才能のなさは本人が一番良く知ってるはず

13吾輩は名無しである2010/12/23(木) 20:57:58
おまえもな

14吾輩は名無しである2010/12/27(月) 01:44:40

15マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/01/04(火) 22:15:26
なんと言うか丸谷の書くものは上記の思い込みに取り付かれているような気がするんだよな。
「文学全集〜」というのは結局「これと派生する書物を読んでいけば丸谷才一になれる全集」ということでしかない、と書けば言い過ぎか。
「偏愛する〜」と断っている蓮實は少しはましだな。

16吾輩は名無しである2011/01/05(水) 15:45:54
そこまでの引力があるとは、さすがに自分でも思っていないんじゃないか。

17吾輩は名無しである2011/01/08(土) 18:12:55
丸谷の初期の作品どれでもええからみてみ、文体の冴えのなさゆうたら呆れる
ほどやで・・だから江藤にバカにされるんやろ

18マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/01/08(土) 18:17:06
丸谷というのは本人が思っているほど凄い作家ではないだろ。
エッセイはそこそこ面白いが、ただの物知り爺さんといってしまえばそれまでだ。

19マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/01/08(土) 18:26:33
アイルランド、イギリスの作家から影響を受けたようだが、彼らにあるような一種の刺々しさ、冷たさがないのだな。
ある意味では安定しているといえるのだろうが。

20(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ 2011/01/08(土) 18:30:33
丸谷謎はユリシーズ翻訳家と死て死か残らぬ爺さんで笑止ねぇ〜(笑)

21吾輩は名無しである2011/01/12(水) 11:33:34
ttp://book.asahi.com/hyoryu/TKY201007200163.html

22吾輩は名無しである2011/01/13(木) 19:39:25
>>18
知識的な部分しか、つまり内容の核心までは読みとる力のない私です、という
告白か。なかなか可憐でよろしいな。

23マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/01/13(木) 20:32:43
ただのエッセイ屋だといっているだけだw
内容より表面を見ろ。そう教わらなかったか? 
丸谷が安定した位置に止まってそこから抜けられない作家である事は自明のことだ。

24吾輩は名無しである2011/01/13(木) 22:44:20
書く前にまず、自分は何を言いたいのか考えをまとめてごらん。
そう教わらなかったか?
それができるようになったら議論の相手もしてあげよう。
しかしひでえなあ、きょうび中学生でももう少しましな文章を書くよ。

25マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/01/14(金) 00:24:35
ふむ。分からないのか。馬鹿には教えられんなw

26吾輩は名無しである2011/01/14(金) 01:15:58
マグナは他人をキチガイ扱いしてきた狂人。

27吾輩は名無しである2011/02/02(水) 21:03:03
鼎談・読書について 筒井康隆さん×丸谷才一さん×大江健三郎さん
ttp://book.asahi.com/clip/TKY201102020200.html

28吾輩は名無しである2011/02/03(木) 12:37:24
「完本 日本語のために」 新潮文庫 3月

29吾輩は名無しである2011/02/07(月) 21:41:43
テスト

30吾輩は名無しである2011/02/13(日) 13:47:06
今週の本棚:丸谷才一・評 『きことわ』=朝吹真理子・著
ttp://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2011/02/20110213ddm015070003000c.html

投げやりだな お迎えが近いのかもしれん

31吾輩は名無しである2011/03/27(日) 14:33:57.25
お前のレスも投げやりに読めるけどやっぱりお迎えが近いのか?

32吾輩は名無しである2011/03/27(日) 14:48:29.24
忠臣蔵についてもっと書いてよインチキ野郎

3348>3062011/03/27(日) 16:24:45.85
★原子力委員長・中曽根康弘の娘・美恵子と原発ゼネコン鹿嶋建設が結婚しているという利権の閨閥関係
岩手宮古の田老地区が世界に誇った堤防でさえ総費用は現在値で50億円であった。あと25億円あれば倍の高さにすることが出来た。
では、
1隻1500億円のインチキ戦艦イージス6隻は震災が国民を攻撃した3・11に、
何をしていたのか?
1隻600億円のインチキ潜水艦16隻は? 2000億円のインチキスパイ衛星は?
一体、何をしていたのか?
http://esashib.web.infoseek.co.jp/tohokuzisin01.htm
軍部・軍需経済の拡大に対して敢然とたたかうことを忌避した国民は生活の全てを破壊略奪されることを忘れてはならない。
http://www.angelfire.com/planet/horiemon06/mokuzinoko.htm
★原子力委員長・中曽根康弘の娘・美恵子と鹿嶋建設が結婚しているという利権の閨閥関係
鹿島建設(現・鹿島)は、原子力発電所の建設では圧倒的な業界一であり、判明している限り、高速増殖炉"ふげん"、"もんじゅ"、
福島第一原発1・2・3・4・5・6号、 福島第二原発1・2・3号、浜岡1・2・3号、伊方1・3号、柏崎1・2・5号、女川1号、島根1・2号、東海1・2号、大飯3・4号、泊1・2号を建設してきた。
その創業一族・鹿島守之助の娘婿・渥美健夫が、前述のように鹿島建設の後継会長となり、その息子・渥美直紀が、原子力委員長・中曽根康弘の娘・美恵子と結婚するという利権の閨閥関係をとりむすんでいた。
したがって、"もんじゅ審査委員会"グループの主査をつとめた京大教授・小堀鐸二が、"もんじゅ"建設会社の一族だということになる。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/satoeisaku01.htm
原発・軍需経済の番犬組織地検特捜部が佐藤栄佐久元福島知事追い落としの策謀を強行したことで、原発事故の拡大を招いた罪悪は万死に値する。
佐藤栄佐久知事でっち上げ逮捕で日本検察陣にどれほどの見返りがあったのか、
その誠実な検証がなされない限り、福島原発被害者が浮かばれることはない。


34三浦 ◆aKZjWmIOl2 2011/07/16(土) 00:18:08.41
『思考のレッスン』と『新々百人一首』を読みましたがよかったです。

丸谷才一と大江健三郎は作家の中でもかなりの読書家だと、何かの本で読んだけど
あれは何の本だったっけ…

35吾輩は名無しである2011/07/16(土) 00:30:56.57
どうりでつまらない小説書くわけだ

36吾輩は名無しである2011/07/17(日) 01:46:54.32
だいたいそういう事吹聴してるのは井上ひさし

37三浦 ◆aKZjWmIOl2 2011/07/17(日) 07:45:47.64
>>36思い出しました!たしか井上ひさしの『本の運命』ですね。
ありがとうございます。

実際はどうなんでしょうね。丸谷は典型的教養人という感じがしますが、
井上ひさしのように何万冊も読んでいるのでしょうか…

38吾輩は名無しである2011/07/18(月) 03:22:31.51
読んでるだろうねえ。その代償として小説はぎこちない。

39吾輩は名無しである2011/07/18(月) 10:01:13.60
ぎこちないって例えばどういうことだろう。
技巧が勝ちすぎるというようなことかな?
むしろ38君が読み手としてぎこちない読み方をしているんじゃないかという気がするが。

40吾輩は名無しである2011/07/28(木) 08:40:46.02
丸谷さんの新作が秋頃に発表されるらしいね。
お行儀の悪い、エロチックな内容だっていう話だけど。

41negaD2011/07/29(金) 02:39:11.13
高校大学時代は丸谷にぞっこんだった。
私生活でもすべて歴史的仮名遣いで通すほど。
でも、いまや何も期待していない。残念ながら。
でも、『笹まくら』と『横しぐれ』は傑作だと思う。

42吾輩は名無しである2011/08/11(木) 09:16:41.95
エッセイは五、六冊読んだけど、まだ小説は一冊も読んでない
おすすめは上の二冊かい?

43吾輩は名無しである2011/08/11(木) 10:29:43.81
『笹まくら』と『横しぐれ』。

それとやはり円熟期の長編、『たった一人の・・』以降から一冊。
一冊、どれを選ぶか。『女ざかり』かな。

44吾輩は名無しである2011/08/11(木) 11:14:19.32
ボートの三人男に続編に当たる作品があるんだよな。
それも訳して欲しかった。
今となっては無理かなあ…

45吾輩は名無しである2011/09/09(金) 21:35:51.03
久々の長編が文芸誌に載ったのに反応ゼロ

46吾輩は名無しである2011/09/09(金) 23:55:37.82
みんな読んでる途中なんだよ
お前も読んでないくせに

47吾輩は名無しである2011/09/10(土) 00:16:25.43
のだめのパクリ

48 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/09/22(木) 22:42:18.67
ちよつと気取つてage

49吾輩は名無しである2011/09/23(金) 09:20:50.01
エホバの顔を避けて、だったかあれは良かった。
あと、たった一人の反乱で、嫁さんとナニをした後、ポタポタナニを
嫁さんが落としながら歩く描写は書けていたな。

50吾輩は名無しである2011/09/23(金) 21:34:02.53
「たった一人の反乱」20代で彼女からプレゼントされた。どこが良いのかわからなかった。退屈じゃなあ。
谷崎賞受賞していた。谷崎賞はろくでもない賞だと思った。どこか間違っているか。
40年ぶりに丸谷が「若き日の芸術家の肖像」を訳しなおしていることを知った。
卒論も「若き日の・・・」だったそうだ。わしはなんと不遜にも「ユリシーズ」だった。
丸谷を小物扱いした。訳しなおすなら『ユリシーズ』一人で訳せといいたい。

51吾輩は名無しである2011/09/23(金) 22:15:07.73
私は「訳さないでくれ」と言いたい

52吾輩は名無しである2011/09/23(金) 22:35:07.77
そんな時間ないだろ

53 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/09/23(金) 22:35:58.66
丸谷は面白いと思うが、色々な文章に言及しても、後続が育ってくれない、という部分はあるよな。
春樹と夏樹には期待しているようだが別物な気がする。何をとち狂ってか朝吹を褒めたがこれもちょっと違うと思う。

54 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/09/23(金) 22:37:29.67
若島とかどうなんだろうか。そりゃ確かに知識人ではあるが、自分はあの人の書く文章には何の厚みも面白味も見出せない。
小説オタクだと思う。

55吾輩は名無しである2011/09/23(金) 22:42:22.73
そういえば山崎正和の『不機嫌の時代』をメチャクチャ誉めてたな

56吾輩は名無しである2011/09/23(金) 23:39:11.50
知的で構成力がある小説家としては
矢作俊彦が丸谷に近いでしょう。

57吾輩は名無しである2011/09/24(土) 08:44:11.32
>>49
丸谷さんはね、そういうセックスの実際的な描写が妙にうまいと思う。
「笹まくら」にも行為そのもののいい描写が何箇所かあるね。
セックスの描写というより、日常の行為のある側面の拾い上げ方が上手なのかもしらん。
例えば、「たった一人」だったか、主人公がうんこするエピソード。うまい。

58吾輩は名無しである2011/09/24(土) 08:58:57.58
>>57
私は、小説を読んだらそういう細部しか記憶には残らんので、
大層な理屈ははなっから興味がない。

59吾輩は名無しである2011/09/24(土) 09:06:10.97
>>58
そういうの、小説の面白さのかなりの比重を占めるものだと思う。
「神は細部に宿る」。

60吾輩は名無しである2011/09/24(土) 09:29:10.79
よく小説を読む楽しみとして、筋を楽しむということがあがるけど、
あれをこれしてこうなった、というのが筋の基本なら、その筋も
あんまり覚えていない。

61吾輩は名無しである2011/09/24(土) 11:32:05.41
丸谷才一の「忠臣蔵とは何か」は、その素材の物語が魅力的なうえに、
原作者たちがとくに自作に無意識的であったために、文学についての文学として格別の成功を収めている。
ともあれ、読み終わってなによりも思うことは、ここには批評と原作の幸福な出会いがあり、
もっとも基本的な意味で、文芸評論の醍醐味がかもしだされている、ということである。
一方に、舌なめずりして隠された意味を読み解こうとする眼があり、他方には貝のように黙って、
おびただしい意味を無意識の底に隠している作品がある。
これこそ、近代と古典の出あいということだろうし、知性と詩との衝突といえるものだろうが、
その間にこれだけの距離があり、ドラマがあることが、批評に得がたいエネルギーをあたえている。
古典はもっともっと読み解かれねばならず、批評は古典によって鍛えられなければならない。
それにつけても、現代の劇や小説があまりにも作家の自意識に侵され、
すべての意味を露出してしまったことの不幸が心をかすめるのだが、これは所詮、いってみても仕方のないことなのであろう。

62吾輩は名無しである2011/09/24(土) 19:15:09.46
そうかなぁ?
別に、小説はそれだけ価値をだし、批評は業界で食うための人の
仕事でしょう?ましてや、それを古典と云々なんてどうでもいいような気が
するけど

63吾輩は名無しである2011/09/24(土) 20:41:30.47
>批評は業界で食うための人の
>仕事でしょう?

どういう意味かちょっと想像しにくい意見だね。

64N ◆.a7VUr.VD. 2011/09/25(日) 13:50:50.26
エッセイはよく読んだな。

65吾輩は名無しである2011/10/25(火) 12:35:52.47
丸谷 Who ?だね。
文化勲章の価値を高めるかな

66N ◆.a7VUr.VD. 2011/10/25(火) 12:43:02.81
丸谷以外の文学関係の受賞者は、加賀乙彦に山口昌男か。
こっちは勲章じゃないけど。

67吾輩は名無しである2011/10/25(火) 14:00:26.79
山口昌男はもう80才だって。えっ、という感じで胸を衝かれた。

68森ノ内 ◆ZnBI2EKkq. 2011/10/25(火) 19:05:40.89
加賀はドストに執着し過ぎ・・・しかも、読めていない(笑)

69吾輩は名無しである2011/10/25(火) 19:59:19.22
内田百閧竭蜑ェ昇平や大江健三郎のように叙勲を固辞する作家は、もう現れないんだろうな。

70吾輩は名無しである2011/10/26(水) 02:41:55.97
>>69

大岡に蹴られて以来、必ず本人の承諾を取ってから発表することになっている。
大江は、蹴られることはわかっていたが、ノーベル賞を取ってしまったので、
叙勲候補にせざるを得なかったと言われている。

71吾輩は名無しである2011/10/26(水) 08:21:44.24
頭悪いスノッブが一生懸命、上手く立ち回って文化勲章を
もらいましたというサタイア。何も自分で考えたことがなくて、
周りの空気を読んで発言したり、書いたりしてるだけ。

72吾輩は名無しである2011/10/26(水) 08:48:23.77
>>71
何も自分で考えたことがなくて、周りの空気を読んで発言したり、
書いたりしてるだけのおまえが何に言ってるんだ(笑

73 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/10/26(水) 12:46:50.40
北杜夫死去か。梨のつぶてで褒めてたし色々評論も書いてるから、ショックだろうなあ。

74吾輩は名無しである2011/10/26(水) 13:04:21.18
姓は角谷だったのに、いつのまにか根村に改めていたんだな。
婿になったわけでもないと思うが…

75吾輩は名無しである2011/10/26(水) 13:54:55.82
婿入りしたのは有名な話だ。

76吾輩は名無しである2011/10/26(水) 19:32:01.63
>>72
お前はオウムか。
丸谷の業績は何もない。
強いものにへつらい、弱い者に付け込んで来ただけの丸谷だ。
丸谷が自分で考えたことなど何もない。

77吾輩は名無しである2011/10/26(水) 20:18:19.61
>>76
みじめなやつだな、おまえって(しみじみ

78吾輩は名無しである2011/10/26(水) 20:44:00.68
昭和30年代くらいまでまでの受賞者を基準にすれば
丸谷が文化勲章なんて論外だけど
どのみち昭和後期からは長生き競争に勝った人がもらう勲章なんだから
丸谷がもらっても違和感ない(w

79吾輩は名無しである2011/10/26(水) 20:59:40.98
>>78
まるっと同感

ところで、筒井康隆も長生きすれば文化勲章くらいは貰えるかな?

80吾輩は名無しである2011/10/26(水) 21:16:52.62
たしかNHKの報道では、小説以外の多彩な活動が評価された、と総括されています。
つまり、小説以外の翻訳や評論といった“文化人”としての活動が
“文化”勲章を叙するに値した、ということなんでしょうね。
まあ、小説家としては北杜夫氏や筒井康隆氏程のものではありませんから。
小説や評論、翻訳もそこそこ愉しめる水準にはあるのですが
谷崎や小林といった過去の受賞者に伍するほどの内容ではないでしょう。

81 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/10/26(水) 21:58:26.40
いや、丸谷の小説はそりゃ文豪の名作と比べるあるいは海外の文豪作品と並べても、今一つ、いや今二つは劣るかもしれないが、それなり良さはある。
記憶の流れを突如逆行させたり、その部分を照り映えさせるのはうまい。
「横しぐれ」で重要なのは坊主が種田山頭火だったかということではなく、記述の中に少しずつを過去の記憶の断片を仕込み、それを最後にいたって再構成させる手法なのだ。
記憶の問題を意識しているということでは、やはり丸谷は特殊な作家なのではないだろうか。

82 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/10/26(水) 22:04:33.26
>>80
小林秀雄ってそんなにいいものか? エッセイのうまさということでは丸谷に軍配があがりそうだ。
谷崎は作品によって出来不出来の差が激しい。それと比べればまだ丸谷は安定しているほうだ。

83盗作ストーカー犯罪のせいで311地震と三発目自業自得原爆2011/10/26(水) 22:14:59.35
今一つ、いや今二つは劣るかもしれないが、それなり良さはある

エロトマニアでハーマンアマナミエコ(川上弘美鈴木)
と共犯の、キムチのこいつ全然具体的論拠がないんだよな。

記憶がどうこうというのは間宮がやってるパクリだろ

84吾輩は名無しである2011/10/27(木) 01:26:28.09
>>82
小林秀雄の本領は批評であり、近代文学においてはその開拓者です。
また、丸谷と谷崎とでは小説の数が違います。
一般的に数が多ければ駄作の頻度も高まります。
逆に丸谷はそのキャリアに比して小説作品の本数が非常に少ない。
それは天下の公共放送が「小説以外の」と断りを入れた程の寡作ぶりです。
だからこそ「安定」しているともいえるわけですよ。
小説の出来映えで言えば筒井康隆や北杜夫と大して変わりません
そして、作品数や世間への浸透度では筒井や北の方が上です。

85 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/10/27(木) 01:44:20.96
丸谷は海外の作家を目指したかったんだろ。だから作品数を必然的に少なくした。
評論で稼ぐという方法を編み出した訳だな。その意味では澁澤龍彦と非常に近い。日本で洋物志向だと必然的にそうなる。
丸谷は教師になっているが。作品数が多ければ作家として優れている、という考え方はどうかと思う。
ヴィクトリア朝の小説家は作品数が多く、ページ数も膨大だ。だから20世紀の作家よりおしなべて優れている、とはとても言えない。

86盗作ストーカー犯罪のせいで311地震と三発目自業自得原爆2011/10/27(木) 01:51:03.49
海外の作家を目指したかったんだろ

それはそこの間宮緑 俺を目指したかったんだろ

評論で営業

それはそこのあんた 自力で作品かけないダウン症の寄生虫の
エロトマニア関係妄想鈴木腐れ縁志願でサツに殺される
津原と川上弘美組(チョン)

ヴィクトリア朝

何いきなり比べてんだ?イエローが

87盗作ストーカー犯罪のせいで311地震と三発目自業自得原爆2011/10/27(木) 01:53:24.76
小説の出来映えで言えば筒井康隆や北杜夫と大して変わりません
そして、作品数や世間への浸透度では筒井や北の方が上です。

お前の都合でホメタリけなしたりして
政治的工作してるだけじゃねえか。
だからメスなんだよ、亜細亜人は
断念をしらない

実力ないのに全員妄想で単語使う、
優劣に拘るが勝つことができない、
ストーカー犯罪と島国自閉妄想単語無駄遣い
盗作居直り・コトダマ詐欺でおもいあがった
論拠のない メスのサル

88吾輩は名無しである2011/10/27(木) 06:40:51.90
丸谷は駄目。
富岡多恵子の図に乗ったフェミの勇み足「釋迢空ノート」や、
それに依拠し、さらにヤオイを加えた安藤礼ニの折口信夫論を
誉めたお調子者。全然駄目。
安藤礼ニに大江健三郎賞をやった大江もあかん。

89吾輩は名無しである2011/10/27(木) 11:48:26.72
丸谷さんはレトリックが巧い名文家だからね
中身は鯨統一郎と大差ない珍説だったりするわけだが…

ただ文壇政治家的な地位に永く居過ぎた感はある
中上健次みたいに丸谷に嫌われて谷崎賞も読売文学賞ももらえなかった作家がいる反面
大したことないのに丸谷に書評で激賞されたおかげで一気に株が上がった作家さんもかなりいるもんなあ…

90吾輩は名無しである2011/10/27(木) 16:35:29.76
スレチっぽいけど。
町田康はどうなのかな?谷崎賞受賞当時丸谷さん審査員だったと思うが
積極的に推したのかな?ふと思って選評さがしたことがあるけど見つからなかった。

91吾輩は名無しである2011/10/27(木) 17:13:10.30
>>90
いや、丸谷は町田の「告白」はかなり貶してた
筒井は絶賛だったけど

92吾輩は名無しである2011/10/27(木) 17:20:20.88
ってか、ここに書いてあるじゃん。文壇ゴシップおもれーなー。

http://media.excite.co.jp/book/special/dousuruno/p03.html

豊崎 授賞式といえば、谷崎賞の受賞パーティの席で、筒井康隆さんがすごいことを言ったらしく、まだまだやんちゃな人だなと感心したんですけど。
受賞したのは、みなさんご存知の町田康『告白』なんですけど、当然本人もいらっしゃるんですよ、会場に。
「えーっと、今日はわたし以外の選考委員が1人も来ていないので、ほんとの選考会の様子をお伝えいたします」とか言って。
「『告白』に関しては、われわれは受賞は順当じゃないかってことでまとまってたんですが、たった1人猛烈に反対する委員がおりまして、それが丸谷才一です。
こんなものは小説じゃない、こんなものは日本語じゃない、もうたいへんな否定の仕方で。
さすがに聞いているわたしもちょっとそれはないんじゃないかと思って、どうにか庇ってあげられないかと思いました。
ただ選評は順番に述べることになっておりまして、丸谷才一の次が井上ひさしで、彼がちゃんと反論してくれたので
、わたしはあえて何も申し上げませんでした」って暴露したらしいんですよ。
町田康ってちょっと気難しい人なんです、すごく神経が細くて。だから、もう相当どんよりしてたらしいんですけど、
そしたら今度は、婦人公論文芸賞を取った桐野夏生を「あなたは日本で一番小説がうまい」と大絶賛し始めたらしいんですよ、筒井先生が。
それは町田康からすれば気分のいい話じゃありませんよねえ。で、受賞パーティ後の二次会はなかったそうです(笑)。

93盗作ストーカー犯罪のせいで311地震と三発目自業自得原爆2011/10/27(木) 17:43:25.33
丸やがウマイとか
大したことないのにホメタとか
全部こいつらのウソだよな。
アジア人は全員論拠ない
ダウン症だと思う。しねよ

94吾輩は名無しである2011/10/27(木) 22:02:42.63
>>92
なるほど。ありがとう。
「告白」が文庫化された時点で読んで唖然。丸谷氏がいてなんでこんなものを
と思い、そのころ選評をさがしたけど見つからなかった。そうだろうね。スッキリしました。

ただ、今思うと「告白」って妙な魅力があることは確かなんだよね。

95吾輩は名無しである2011/10/27(木) 22:35:28.86
>>92
>こんなものは小説じゃない、
>こんなものは日本語じゃない、
>もうたいへんな否定の仕方で

町田の「告白」は文字通り告白による“ものがたり”だから
丸谷が“小説”ではない、と断じるのは充分納得できる事ですよ。
百歩譲って小説だから語りが主でも首尾結構が整っていれば良い訳ですが
町田の場合はそういうわけでもないので、さすがにあれは認められないでしょう。

結局、谷崎賞は中央公論社主宰の文学賞だから
同社から単行本が出ていた町田に(営業上の観点から)賞をあげても良いだろう、
といった空気に対して丸谷一人が反対したのが真相でしょうね。
実作者の立場から旗幟を鮮明にしたという点ではむしろ評価すべき事ですよ。

96盗作ストーカー犯罪のせいで311地震と三発目自業自得原爆2011/10/27(木) 23:19:36.35
こんなものは日本語じゃない

だから又作家の言う事にも
毎回 論拠がないんだよね。

自閉症のオナニー中毒の荒らし国家

97盗作ストーカー犯罪のせいで311地震と三発目自業自得原爆2011/10/27(木) 23:22:01.67
{{権力の基盤というか根拠が非常にあいまい(略)女の地位は親の七光りの結果(略)
対照的にギリシア神話の最高神ゼウスは、父親であるクロノスを殺害し、数々の敵を打ち破ることによってその地位を獲得した。
(中略)客観的に見て、太陽神にして最高神という地位は、アマテラスにとっては高すぎるのだ。彼女には何の実績もなかったのだから。
(略)つまり彼女のあり方は、はじめからきわめて誇大な性質を帯びていたのである。(P63)
日本人は、特に集団心理に突き動かされた場合、アマテラスの誇大妄想から来る「自己愛的人格障害」に
影響されると老松氏は言う。つまり他人からの「賞賛」を求めるか、批判を恐れて引きこもるかどちらかになってしまうのだ。
(略)日本のマスコミのネットへの対応は、きちんとした現状認識の上に立っていないように思える。
自らの役割を定義する時には、常に良識という言葉に頼り自画自賛的であり、
自分たちの失敗を踏まえた反省が見られない。そこには、まさにアマテラス的な誇大傾向がある。
(略)「ブログ」は、西洋的な英雄元型が議論する場としてではなく、
綺麗で中身の無いアマテラス的なテンプレートとして、日本では受け入れられた。}
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060911
これに全部同意するというわけではないが
まあ言葉の使い方が自己肥大してるんだよね
論理や客観性によって断念されていない
趣味だけであれこれいってるが
具体的にそれはどこかといわれるといえない
アマデウスのモーツアルトに「音が多すぎる」とからんでいた
陛下みたいな感じの発言しかないんだよな日本人には

98吾輩は名無しである2011/10/28(金) 07:04:31.52
老松より俺の方がはるかに鋭い。
と、言わずにいられないw

99吾輩は名無しである2011/10/28(金) 10:26:57.69
昨日発売の佐々木中の「アナレクタ3」で、丸谷才一の「きことわ」評がボロカスに叩かれている
原文は読んでないのでわからないけど、その引用を読む限り、うーん、もうボケちゃったのかなあ、と思った

ちなみにそれは朝吹真理子本人との対談での発言なのに、佐々木の発言のみの抜粋という不思議な形となっている
本人に配慮して、朝吹はリアクションを載せないでくれ、と言ったのかもしれない

100吾輩は名無しである2011/10/28(金) 11:55:32.36
それ、毎日新聞の書評かな。
なんかしきりに女っぽい、女っぽいと書いていた。
「きことわ」がだいぶ気に入ってるんだな、いい書評な、だと思った。

101 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/10/28(金) 12:20:34.25
>>99
佐々木中程度がなんか言ったところでなあ。

102吾輩は名無しである2011/10/28(金) 13:14:30.13
>>101
お前ごときに「佐々木中程度」と言われる佐々木マジ涙目

103吾輩は名無しである2011/10/28(金) 15:14:36.34
>>100
それそれ
読むひとが違うと受け取り方もずいぶん違うんだな

104吾輩は名無しである2011/10/28(金) 20:14:50.00
>>99
>ちなみにそれは朝吹真理子本人との対談での発言なのに、
>佐々木の発言のみの抜粋という不思議な形となっている

それはマスコミが政治家の言葉尻を捉えた
編集映像を使って糾弾するのによく似ていますね。
対談の場合は文脈に即して発言の真意を検証しなければならないので
佐々木のやっているような事はヤクザの所業といえます。

で、相手は丸谷だから下手すれば訴えられますよ。
実際、大手進学予備校の講師が
無断転載の上で授業でこき下ろした時には訴訟を起こしていますから。

105negaD2011/10/29(土) 00:31:20.75
>>99,100 きことわは女学生の作文レベル
http://negativedialektik.blog65.fc2.com/blog-entry-126.html
参照されたし
宣伝乙

106吾輩は名無しである2011/10/29(土) 01:11:03.25
まあ若い評論家は丸谷が死んじまう前にせいぜい喧嘩売っとけ

買っちゃくれないけどな

107 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/10/29(土) 03:35:37.31
>>105
negaDってそのブログの人か。知ってた。
ちよつと気取つて書けが標語である丸谷文章読本を読んでも、この朝吹の表現はおかしなものだよな。
異化させようとしている狙いは分かるが、実力が追いついていない感じ。

108吾輩は名無しである2011/10/29(土) 07:16:03.68
>>105みたいなことを一番言いそうな石原慎太郎や宮本輝が沈黙か?w
石原の舌は3枚ぐらいあるんじゃないか?w
石原は朝吹真理子の、中国人やイラン人以下の日本語能力に
疑問を呈しろよw

109吾輩は名無しである2011/10/29(土) 18:00:44.57
つまねぇなー、おまえら使われて満足してる畜生だろう

110吾輩は名無しである2011/10/30(日) 02:05:47.38
>>104
お前、佐々木の該当書読んでないだろ
ほんと、文学やってる奴て頭悪いの多いな

111吾輩は名無しである2011/11/03(木) 19:22:11.94
文化勲章と聞いて。誰?

112 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/11/03(木) 21:01:02.75
佐々木とやらの批判をとりあえず当たってみたがまあアレだな。いかにも毒にも薬にもならない批判というか、
丸谷書評に対してこう批判すれば仲間内では空気を読んでいると思われる、程度な書評だったな。
丸谷がまあ敢えて反時代を書いてるのの、反時代的な部分にまんまと引っかかって、これでは女に失礼とか言っている当たり障りの無い反論。
で、佐々木も男だから女について語るのは相変わらず、胡散臭いというよくある流れになる訳だ。
朝吹発言を消してるあたりなんだこれは、という印象も強い。

113 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/11/03(木) 21:01:31.81
書評の評か。

114吾輩は名無しである2011/11/03(木) 22:25:38.74
今週の本棚の丸谷才一評は楽しみにしている。
信頼してる書評家の一人だ。
「きことわ」は読んでないけどw
いままでも何冊か買ってるよ。
つい最近だと、『古典基礎語辞典』。
拾い読みだが面白いよ。

115negaD2011/11/03(木) 23:13:46.95
>『古典基礎語辞典』
 買おうかなあ……高いんだよなあ……

「きことわ」は全く評価しないなー

(よろしければ↓参照)
http://negativedialektik.blog65.fc2.com/blog-entry-126.html

116吾輩は名無しである2011/11/04(金) 00:48:25.64
>>112読むといかにマグナがバカか分かるな
空気とかそんなんじゃなくて、本気で怒ってるよ、あれは

117 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/11/04(金) 03:06:23.21
本気で怒ってるようには見えんな、どう見ても。仮にそうだとしたら朝吹発言も収録するだろう。
あとここは佐々木スレではないから。

118吾輩は名無しである2011/11/04(金) 13:37:16.24
朝吹真理子の幸運なデビューにはやはり慶応閥や有力な先祖の存在を
無視できないだろうし、
朝吹の4代前の先祖である朝吹英二が福沢諭吉の筆頭クラスの
子分であったことから、忠臣蔵論では福沢とも縁浅からぬ
丸谷であってみれば、朝吹真理子について一言いわずにいられないのが
丸谷の気持ちなんだろう。

119吾輩は名無しである2011/11/04(金) 16:28:04.53
やれやれ、コテはずしてもわかっちゃうよw

120吾輩は名無しである2011/11/04(金) 16:40:34.28
国家が国民の誰かを不名誉にしたってかまわない。しかし、
国家は人に名誉を与えてはならない。僭越もいいところだ。
国家から文化で勲章をもらうような人には、だから、何んの文化的価値も無い。

121吾輩は名無しである2011/11/04(金) 16:46:52.07
だからオレは文化勲章は断る。
あっ、だけどオレ、文化功労者ならいいよ。断らない。
年金はそりゃ是非ともで欲しいから。~~;

122吾輩は名無しである2011/11/04(金) 17:33:53.96
教養無いのが騙される

123吾輩は名無しである2011/11/07(月) 07:14:13.74
丸谷も柴田元幸を見習って翻訳に打ち込んでりゃ良かったんだよな。
ジョイスをチョイスしてw
だが、柴田の方が20以上も年下だから無理があるかw

124吾輩は名無しである2011/11/07(月) 11:14:17.93
やれやれ

125吾輩は名無しである2011/11/07(月) 11:26:42.35
>>124
お前ごときが生意気抜かすなw

126吾輩は名無しである2011/11/07(月) 14:36:33.24
いいから、もう

127吾輩は名無しである2011/11/08(火) 20:44:11.16
「ブルーフジ」というのが、どうもダサい感じがしてしかたないのだが・・・

128吾輩は名無しである2011/11/10(木) 12:12:53.22
「持ち重りする薔薇の花」か。
ああいう芳醇な小説はやはりいいもんだな。
長編というにはやや物足りないけれど、しごく上等なお菓子のような。

129吾輩は名無しである2011/11/11(金) 11:37:35.63
勲章のことが「持ち重りする薔薇の花」にちょっとでてくるね。
これ書いた時点で内示は来てたのかな?

130吾輩は名無しである2011/11/11(金) 12:00:18.65
「今週の本棚」で誰が書評するかだな。

131吾輩は名無しである2011/11/11(金) 13:08:27.99
あれは誰かモデルがいるのかな。

132吾輩は名無しである2011/11/11(金) 14:01:35.36
「笹まくら」で戦争忌避者を描き、「裏声で歌へ君が代」といふ名の作品を世に出した作家が、文化勲章を「辞退しない」とは思いもしなかつた。そしてこのことがまつたく議論になつていないといふ不思議。

133吾輩は名無しである2011/11/11(金) 15:03:47.10
カナ使い、出来もしないのにやらないことだな。
二箇所も間違うようでは論外(笑

134 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/11/11(金) 15:33:14.57
「笹まくら」で戦争忌避者を描き、「裏声で歌へ君が代」といふ名の作品を世に出した作家が、文化勲章を「辞退しない」とは思ひもしなかつた。そしてこのことがまつたく議論になつてゐないといふ不思議。


直してみた。こうか。

135吾輩は名無しである2011/11/11(金) 16:47:05.46
「笹まくら」はべつに反戦小説じゃないし、
「裏声で歌へ君が代」もべつに反国家小説じゃないしなあ。
どうして辞退すると思うんだろう?

136吾輩は名無しである2011/11/11(金) 16:56:58.65
>>134
おまえ中学生か?

137吾輩は名無しである2011/11/13(日) 02:22:07.28
丸谷先生は軍国主義が嫌いなだけで大江健三郎みたいにアンチ天皇制じゃないだろ

138吾輩は名無しである2011/11/13(日) 04:52:42.65
>>137
その通りだが、左翼脳には理解できないだろうね。

139吾輩は名無しである2011/11/13(日) 08:13:17.62
『裏声で歌へ君が代』
懐かしい。昔読んだ。「 から始まる語り。
小説って自由なんだと思った。

140 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo 2011/11/14(月) 00:51:22.80
長篇面白いのか。

141吾輩は名無しである2011/11/14(月) 07:19:23.70
独特の文体だな。好き嫌いが分かれそう。

142negaD2011/11/14(月) 08:05:21.54
昔ぞっこんでした
しかし『笹まくら』と『楡家の人びと』どっちを読み返すかと言われたら、楡家かなあ
持ち重りする、読んだ人面白かったですか

143吾輩は名無しである2011/11/14(月) 10:56:13.81
小説として非常に楽しみました。
こういう豊かな味わいの小説が読める喜びはなんともいえないです。

余禄として、これを、読んでから弦楽四重奏にはまってしまい、
ハイドン、モーツァルト、ベートーベン等等CDをもう10枚以上買ってしまいましたw

144吾輩は名無しである2011/11/16(水) 12:26:19.17
>>137
戦前の過度な天皇崇拝に対しては違和感を持っていたのでしょうね。
たとえば、丸谷さんが中学生時代の読書について書いたエッセイのなかで、
 「多くの民族が酋長や王に対して宗教的畏怖を感じ、『迷信的尊崇』をおこなつたことを説明した」
 フレイザーの『サイキス・タスク――俗信と社会制度』を読んで、
 「当時猖獗を極めてゐた天皇崇拝が人間の歴史全体のなかでどういふものなのかを、
 明確に学んだのである」『男ごころ』147頁
などと書いていました。

ただ、『笹まくら』にしても、『裏声で歌へ君が代』にしても権力に対してずいぶん批判的な
描き方をしているな、と思ったので、国家からの勲章を受け取り、
そして天皇に頭をさげている丸谷さんをみて少し驚きました。

145吾輩は名無しである2011/11/16(水) 13:24:17.82
>>144
こういう幼稚な反応をする人も読者のなかにはいるんだと知らされ驚きました。

146吾輩は名無しである2011/11/16(水) 21:17:27.47
幼稚というか、小説をなにかこう狭い心で読むというか、
イデオロジーの干物にして飲み下そうとするひとたちが少なくないんだよ。
それで短絡しちゃう。ぶちこわしで、なんにも面白くなくなるよね。

147吾輩は名無しである2011/11/19(土) 02:05:48.39
大江や井上ひさしみたいなガチの左翼なら「後鳥羽院」や「新々百人一首」は書かないよ

148吾輩は名無しである2011/11/20(日) 14:00:36.01
『完本・日本語のために』を読んだ。
彼の主張、たとえば国語教科書には政治・経済の文章も載せるべきだといった意見には賛同するが、国語教育批判をしている連中の政治に関する知識がこの程度なのだから、下手なことはしないほうがいい。
それにしても、丸谷みたいな非常に有能な人間でさえ、コミンテルンテーゼの焼き直しみたいなものを無批判に信じていたのだから、左翼の情報工作がいかに巧妙であったかが分かる。
現在の中立な歴史解釈からは、治安維持法は日本の歴史と社会秩序を保護した良法であることは常識であるし、
日本国憲法は、前文の理想を実現するものでないことは勿論のこと、成立過程に重大な不備があるために憲法として無効ではないかという説が冷静に議論され始めている。
そこらへんが時代を感じさせるね。過去にも、田沼意次は賄賂政治家で、松平定信は名政治家みたいな間違った歴史認識がまかり通っていた時期があることからも分かるように、仕方ないことなんだが。

149吾輩は名無しである2011/11/20(日) 14:04:35.78
ああだこうだと書きましたが、この人が非常に優れた文学者であることは確かです。
あと、明治政府が文字を読める愚民を作った、というあたりには、(こういうと右翼には怒られるのでしょうが)同意しますね。

150吾輩は名無しである2011/11/20(日) 20:07:52.89
「今週の本棚」に辻原登の書評がでましたね。
これ以上の褒めようはないという、力のこもった、かつ巧みな文脈での絶賛。
さすがの丸谷さんもここまで言われては照れるんじゃないか(笑
でも、内容的には押さえどころをはずさない、いい書評だとわたしは思います。

ただし、最後がいけない。
「ブラヴィシッシーモ!と。」という結び。
「ヴィ」にアクセントがこなきゃだから「シーモ」はのばしちゃおかしいや。

151吾輩は名無しである2011/12/08(木) 15:11:52.94
今週の本棚・新刊:『丸本歌舞伎』=戸板康二・著
http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2011/12/20111204ddm015070163000c.html

短評で署名は(才)とあるけど、これは丸谷さん?

152吾輩は名無しである2011/12/08(木) 23:54:24.72
「手抜き」「不親切」「力がこもっている」
このへんの語彙だけでも丸谷っぽいなとは

153吾輩は名無しである2011/12/20(火) 11:44:44.28
今週の本棚:2011年「この3冊」
http://mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20111218ddm015070015000c.html

三浦雅士、山崎正和、湯川豊の三人w
「この3冊」は自分が書評した本の中から選ぶ。
毎年、この三人はそうしていた
ところが、今年は違うようだ
思えばこの三人が書いた本は、丸谷から今週の本棚の書評で誉められてんだよなw
「今週の本棚」はもちつもたれずの仲良しクラブだなw
山崎正和の最新刊、「世界文明史の試み - 神話と舞踊」を丸谷が「今週の本棚」でとりあげて
誉めちぎるのが目に見えるw
予言レスとしておこうw

154吾輩は名無しである2011/12/20(火) 14:04:14.61

155吾輩は名無しである2011/12/25(日) 14:46:00.54
>>153
>>山崎正和の最新刊、「世界文明史の試み - 神話と舞踊」を丸谷が「今週の本棚」でとりあげて
誉めちぎるのが目に見えるw

今さっき、ほんの少し立ち読みしたが、ただの蘊蓄本w
題名通り、神話と舞踊の対応関係を具体的に叙述できなければ
何の意味もないwあれじゃ、羊頭狗肉も良いトコだw
山崎など、ちょっと高尚な唐沢俊一に過ぎんw

156吾輩は名無しである2011/12/27(火) 11:56:12.96
>>153
きみみたいなのをゲスと言うんだよ。

157吾輩は名無しである2012/01/29(日) 13:41:52.86

158まぐな2012/01/29(日) 17:08:40.95
いきなり上がってるとびくっとするので止めてくれ。なんだかんだ言いつつ丸谷には長生きして欲しいので。

159吾輩は名無しである2012/01/29(日) 17:16:39.77
同意。

160吾輩は名無しである2012/01/29(日) 19:33:13.86
御意

161吾輩は名無しである2012/01/29(日) 20:49:05.96
>>157
いや、当たったと言っていいのでは?

162吾輩は名無しである2012/01/29(日) 20:57:03.12
丸谷・評じゃないからはずれw

163吾輩は名無しである2012/02/01(水) 21:07:11.52
三浦雅士だから同じことじゃネ?

164吾輩は名無しである2012/02/01(水) 21:49:00.79
はずれに決まってるだろ
丸谷なら読むが他のゴミ読んでもしょうがない

165吾輩は名無しである2012/02/02(木) 20:03:14.09
三浦雅士の山崎「世界文明史の試み - 神話と舞踊」書評だと、
インターネットはいまや新聞をはじめとする従来の報道機関、意識産業を
壊滅させ、人類を流言蜚語(りゅうげんひご)の氾濫(はんらん)に
投げ込もうとしている。
と、なるわけか。

インターネットが既に世界最大の図書館になってる時点で、何を山崎は
言ってるのかね?w
山崎も三浦も痴呆だよw
三浦はダンスマガジンを長年主催してるなら、舞踊についてもっと鋭いことを
言ったらどうなんだ?w
ショボ過ぎだw

166吾輩は名無しである2012/02/02(木) 20:27:33.01
「身体」で文明ひもとく 山崎正和「世界文明史の試み」
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201201120164.html

面白そうだな、読んでみるか

167吾輩は名無しである2012/02/02(木) 21:23:11.80
2、3千部しか刷ってないだろうから、まだ店頭にあるかどうかw
あれば幸運だなw

168吾輩は名無しである2012/02/02(木) 21:57:28.66
マグナー これはあいつか?

http://2style.net/vocaloidmania123/music.html

169吾輩は名無しである2012/02/02(木) 21:58:21.70
呼び捨てですみません
マグナさん

170まぐな2012/02/02(木) 22:54:54.51
ポッポーピッポか。

171吾輩は名無しである2012/05/02(水) 01:02:50.61
人形のBWH 文春文庫 730円  5月10日

172吾輩は名無しである2012/05/02(水) 23:19:25.71
三浦雅士『青春の終焉』の解説を丸谷才一が書いてるな
山崎正和『不機嫌の時代』に対抗意識があって書いたんじゃないかと指摘していた
どちらも講談社学術文庫だ
それにしても、この3人は仲がいいw

173吾輩は名無しである2012/05/16(水) 02:48:59.54
5月下旬刊
丸谷才一・池澤夏樹編 『愉快な本と立派な本 毎日新聞 「今週の本棚」 20年名作選(1992〜1997)』
豪華執筆陣による達意の名書評が一冊に。毎日新聞書評欄 「今週の本棚」 20周年を記念し、三巻本にて順次刊行。
(毎日新聞社 予価2940円)

174吾輩は名無しである2012/05/16(水) 12:38:18.43
>>171
文庫化が異常に早いような気がするがどうだろう。
まあ、早く印税を発生させないと手遅れになっちゃうからかな?

175吾輩は名無しである2012/05/16(水) 13:47:06.20
純情だね、あんた。w
印税もなにも関係ない。
ハードカバーでも文庫でもなんでもいい、ブツは売れるときに売って儲けを出す。
それだけだ。(笑)

176吾輩は名無しである2012/05/16(水) 22:56:28.42
ははあ、だいぶ頭の調子よくないね、おまえ。

177吾輩は名無しである2012/05/16(水) 23:00:00.26
丸谷ごときに言われたくねーなー。(笑)

178吾輩は名無しである2012/05/17(木) 16:24:47.94
ひょっとして酔っ払い?

179吾輩は名無しである2012/05/18(金) 09:21:05.65
酔っぱらってたらなんだってんだ。
わりーかー。(笑)

180吾輩は名無しである2012/05/18(金) 11:40:42.95
↑アセンションの正体は阿部。

邱永漢、逝去。

182吾輩は名無しである2012/05/18(金) 12:59:10.71
遺産、いっぱいあるんだろーなー・・・

183吾輩は名無しである2012/05/18(金) 13:18:21.21
またこいつのバカレスか。
スレチだろうが、何考えてんだろ。

184!ninjaマグナ ◆i.K3ZM.pZo 2012/05/27(日) 12:47:11.32
吉田秀和死去。年齢が年齢だが丸谷グループもなくなっていく人は多いな。

185吾輩は名無しである2012/05/27(日) 20:35:00.42
吉田秀和は丸谷グループじゃない、ちょっと感覚がづれてるよあなた。
丸谷はたしかに吉田へのオマージュを繰り返し送ってるが、吉田のほうがだいぶ格上。
丸谷グループなどと、吉田に対して失礼の極みだよ。


186吾輩は名無しである2012/05/27(日) 23:05:10.57
吉田はどこのグループにも属しとらん。

187!ninjaマグナ ◆i.K3ZM.pZo 2012/05/28(月) 00:22:37.75
はいはいさいでした。

188吾輩は名無しである2012/07/11(水) 14:20:24.98
丸谷才一のおすすめ本って何かある?
丸谷才一が薦めてる本じゃなくって、
丸谷才一が書いた本の中で、おすすめのもの。

189吾輩は名無しである2012/07/11(水) 14:38:43.51
小説?評論?エッセイ?
小説以外だとしたらどんなことを期待してるかによるでしょう。

190吾輩は名無しである2012/07/11(水) 16:07:55.03
一応本職は長編小説の書き手ということにして。
まず、「笹まくら」。
そして後期の長編群のなかから一つ選ぶとすると「女ざかり」。
この2作があれば他はなくてもよかった・・・

1911882012/07/11(水) 18:40:23.18
>>189
できれば小説で、でもジャンルは何でも嬉しい。
品切れ本でなければなお嬉しい。

>>190
ありがとう。
教えていただいた2冊の尼レビューも読んでみました。
まずは「笹まくら」を読んでみようかな。
こっちを選んだのは自分も一時大学職員だったからというつまらない理由だけど

192吾輩は名無しである2012/07/17(火) 19:17:45.14
三島も倉橋も一顧だにしなかった作家。はたしてこの人は何か書く理由があったのだろうか?また
あるのだろうか?

193吾輩は名無しである2012/07/17(火) 20:08:35.82
三島や倉橋を丸谷が一顧だにしなかったということ?
なんであえてそういう名前がでてくるのかについても趣旨がわかりにくいな。
倉橋って由美子さんのこと?なにがいいたいんだろうね。

194吾輩は名無しである2012/07/17(火) 20:17:46.85
えらいね、こんな馬鹿に構ってあげて

195まぐな2012/08/08(水) 02:52:01.98
持ち重りする〜読んでるが何だかなあ。

196吾輩は名無しである2012/08/08(水) 09:01:30.84
読んでるがっておまえねえ、
あの手の小説を一息で読まないというのは
小説の読み方としてはちょっと何だかなあと言わざるを得ないな。

197吾輩は名無しである2012/08/08(水) 11:34:36.17
なんだ「薔薇」みたいな作品の醍醐味を味わい切れないのか。
ともに語るに足らず、だな。

198吾輩は名無しである2012/08/08(水) 11:47:06.21
丸谷の凄さは春樹が盗作作家であることを見抜いたことで消化ねぇ(藁)

199まぐな2012/08/08(水) 13:24:06.13
>>196>>197
http://d.hatena.ne.jp/jmiyaza/20111106
こういう評があるが全く賛同だな。
同じ中編でならまだ横しぐれの方がいい。

200まぐな2012/08/08(水) 13:28:54.51
いくら何でも「持ち重りする〜」を褒めるのはおじいちゃん芸に凄い凄いとちやほやすることと変わりないのではないか。
おじいちゃん芸を突き詰めて凄いというのはあるがこれはそこまでは行かないと思う。

201吾輩は名無しである2012/08/08(水) 14:27:49.92
あの作品を読んで独特のゴージャスといっても良い読書経験を味わえなかったのなら
それはそれまでのこと。おしまい。
ただ、だからといってろくでもない他人の評価を探してきて寄りかかったり
作者の年齢をウンヌンするに至ってはご愛嬌を通り越して・・・

202吾輩は名無しである2012/08/08(水) 14:40:36.35
>ゴージャス
(嗤)

203まぐな2012/08/08(水) 15:25:37.04
ゴージャス(笑)

204まぐな2012/08/09(木) 01:12:00.68
>>201
変な見方だなあ。確かに丸谷ワールドというのはある。
だがそれは一家をなした作家なら誰でも持っているもので、それを特権的に持ち出すことはない気はする。

205吾輩は名無しである2012/08/09(木) 07:09:53.77
世の中の流れに敏感になろうと努めてるんだが、いかんせん
頭が足りないから失言失敗の繰り返しだw

206吾輩は名無しである2012/08/09(木) 08:37:49.54
>>205
丸谷のことや!

207吾輩は名無しである2012/08/12(日) 22:49:28.11
あはは、おまえ自分のことだろ、わかるよ

208吾輩は名無しである2012/10/13(土) 21:08:56.54
作家、評論家、英文学者で文化勲章受章者の丸谷才一さんが13日死去。87歳
(21:00)

209三浦 ◆aKZjWmIOl2 2012/10/13(土) 21:17:53.08

210吾輩は名無しである2012/10/13(土) 21:33:48.47
たしか野崎歓のことも川本三郎のことも最初に誉めたのは丸谷だった
批評界にも明るい大御所だった
合唱(←ここでこんなこと書くやつってよくいるけど、俺は書かんよ)

211吾輩は名無しである2012/10/13(土) 22:00:37.88
(-人-)ナムー

212吾輩は名無しである2012/10/13(土) 22:30:04.77
小谷野はどう反応する

213吾輩は名無しである2012/10/13(土) 22:37:58.74

1分 小谷野敦 小谷野敦 ?@tonton1965

『忠臣蔵とは何か』なんて悪い冗談だったよ。
開く


37分 小谷野敦 小谷野敦 ?@tonton1965

これで毎日新聞の書評欄が良くなるのか、残党を辻原あたりがまとめていくのか。
開く


46分 小谷野敦 小谷野敦 ?@tonton1965

ああ、やっと・・・。

214吾輩は名無しである2012/10/13(土) 22:38:44.13
笹まくらのラストシーンは良かったな−本当に

215吾輩は名無しである2012/10/13(土) 22:44:42.52
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101301001865.html
http://img.47news.jp/PN/201210/PN2012101301001876.-.-.CI0003.jpg
丸谷才一さんが死去 作家、文化勲章受章者

「たった一人の反乱」「女ざかり」などの小説や、ジェームズ・ジョイスの翻訳で知られた
作家で文化勲章受章者の丸谷才一(まるや・さいいち、本名根村才一=ねむら・さいいち)さんが
13日午前7時25分、心不全のため東京都内の病院で死去した。
87歳。山形県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日、お別れの会を開く予定。

東大文学部卒。1968年、女性の自殺をめぐる男たちの葛藤を描いた「年の残り」で芥川賞を受賞した。
ほかの著書に小説「笹まくら」「裏声で歌へ君が代」、評論「忠臣蔵とは何か」など。
ジョイス作品の翻訳に晩年まで取り組んだほか、軽妙なエッセーや日本語論でも親しまれた。

2012/10/13 21:27 【共同通信】

216吾輩は名無しである2012/10/13(土) 23:13:11.53
>>213
酷過ぎる…

217吾輩は名無しである2012/10/14(日) 00:25:21.97
この人学卒なの?

218吾輩は名無しである2012/10/14(日) 00:29:30.58
小谷野はtwitterを文学板かなにかと勘違いしてないか
暴言吐くにしてもギャラリーの数がダンチなんだぞ

219吾輩は名無しである2012/10/14(日) 00:32:56.34
通常営業なような

220まぐな2012/10/14(日) 01:18:28.50
知り合いも先に多く逝っていったからな。
寂しい晩年になってしまった気がする。

221吾輩は名無しである2012/10/14(日) 08:17:38.20
輝く日の宮と1Q84って設定似てるけど輝く日の宮のほうがずっと大人の鑑賞に堪える小説だと思う
おまいら読んでなかったら今すぐ図書館行くなりアマゾンクリックするなりしたほうがいいぞ

222吾輩は名無しである2012/10/15(月) 18:50:29.82
981 : 吾輩は名無しである : 2006/11/05(日) 13:25:50
北原武夫「批評家を批評する」(『文學界』1964.7→『文学論集』冬樹社)に、 丸谷才一の批評振りを実例に即して分析した所があり、
秀逸だと思った。
あの時点で既に、丸谷書評のいやらしさは明白になってたのだなあ。

223吾輩は名無しである2012/10/15(月) 19:07:02.29

224マグナ ◆vI4NRkhGyA 2012/10/15(月) 19:24:37.23
http://d.hatena.ne.jp/jmiyaza/20121014/1350226699
ちょっと手厳しいが、これが一番的を射た追悼かと思う。

225吾輩は名無しである2012/10/15(月) 20:16:29.28
よく言われていた事を過不足なくまとめてくれているという印象

226吾輩は名無しである2012/10/15(月) 20:26:28.86
どこがだよw
丸谷の日本文学史論ってまあ詩論でエリオットだろ
丸谷と同年に辻邦生とかいたし、中村真一郎とか
丸谷がそんな特別とは思えない

227吾輩は名無しである2012/10/15(月) 20:48:14.88
エッセイや評論ばかり読まれてるけど、実は一番凄いのは小説
とにかくはずれがない、短編中編長編全部面白い
中でも一押しは「輝く日の宮」たぶん戦後最高の小説、ベストオブベスト

228吾輩は名無しである2012/10/15(月) 21:34:17.34
ジョイスとナボコフだけじゃなく
フォースター、ウォーのイギリスの小説から
ボルヘス、マルケスの南米文学も評価してるだろ
ナボコフはロリータがベストセラーになったし
ジョイスもダブリン市民や若き芸術家の肖像があるし
ユリシーズだけでも言葉遊びの作家とだけくくれるものではないでしょ

229マグナ ◆vI4NRkhGyA 2012/10/15(月) 22:09:33.65
晩年は確かにことあるごとに最近の文学はいい方に向かってる、それはやはり自分の役割もあるのだといい、自分に言い聞かせようとしていた節も見受けられるからなあ。

230吾輩は名無しである2012/10/15(月) 22:20:31.55
吉田健一の晩年ってまだ60代だろ
80代の丸谷が脳天気でもしょうがない

231吾輩は名無しである2012/10/16(火) 06:50:52.70
批評関係者は哀れな人生を送ってきたせいでネガティヴな物の見方に蝕まれてるから悪いことしか書かなかったんだよ、今まで。そういう趣味の仲間とだけつるんで来たからそういう行為を競いあって来たようなもん
でも近年世の中が大量の情報に触れて世の中が賢くなったからか色々なものごとに達観したというか理解を示せるようになってみんなが寛容になったから、醜い批評家も物事のポジティブな側面に気づけるようになったということ
批評なんぞも絶滅しつつあって畑違いの人の意見を嫌でも聞くしかなくなったしね
やっと目が覚めたんだな
劣等感という考え方を意識する機会も増えたわけで日々陰鬱な視界で生きてる彼らも己を知れば自然と物事が明るく見えるようになるさ

232吾輩は名無しである2012/10/16(火) 10:57:18.69
>>224
教養ある政治的日陰者が主流になってしまった例と言えば井伊直スケ。


あと、その文章は少しいじれば蓮實重彦にも適用できるね。

233吾輩は名無しである2012/10/16(火) 11:32:10.24
>>224
わたしの感想・・・
内科医って暇なんだなあ、いい気なもんだなあ

234吾輩は名無しである2012/10/16(火) 12:36:37.58
シロウトにしてもちょっとヒドイね。

235マグナ ◆vI4NRkhGyA 2012/10/16(火) 13:22:25.25
あんまりピンとくる再批判がないなあ。頷けるものだったら持ち上げるものだが。

236吾輩は名無しである2012/10/16(火) 14:22:42.85
丸谷批判なら福田和也の作家の値うちのほうがいいだろう

237吾輩は名無しである2012/10/16(火) 16:36:44.60
>>235
きみはね、人の意見を探ってるみたいだけどつまらないことだよ。
丸谷を愛読して、気にしていたんだろ。
なぜ、自分は丸谷の本が気になってしばしば読んだのか、
その理由をまず自分のアタマでよく考え直してみたほうがいい。そのチャンスだから。

人の意見を聞きまわるって、方法としては一番実りがないよ。

238吾輩は名無しである2012/10/16(火) 20:14:03.32
阿呆な自分の頭で思考したって大抵碌なことにならん。
賢い人に思考して貰った方がマシ。
だから色んな本(愛読の作家だけでなく批判者も含め)を読んで、賢い人の思考に学ぶがいい。

239吾輩は名無しである2012/10/16(火) 20:14:58.87
>>237
自分の頭で考えたらどんな陥穽に陥るか、思想のペテン師はよく知っているので、
彼等は人に「自分の頭で考えろ」という。

240吾輩は名無しである2012/10/16(火) 22:39:05.65
この人、石川淳の影響がすごく強いね。文体まで似ているときがあるくらいだ。

241吾輩は名無しである2012/10/17(水) 09:16:52.77
賢い人だけが自分で考えて、一般人は自分で考えちゃいけないんだお!
自分でものを考えるなんて絶対ムリだお!
偉い人の意見をそのまま聞くのがいいんだお!

242吾輩は名無しである2012/10/17(水) 12:19:19.07
>>241
教養とはこのような両極端発想に陥らないようにする役割がある。
丸谷の旧字新字の使い方も不徹底であることに意味がある。

243吾輩は名無しである2012/10/17(水) 13:12:16.53
>>242
なにか意味ありげに言ってるわりに内容がない発言ごくろうだな。
きみも自分で考えないほうがいいほうのクチらしい(笑

244吾輩は名無しである2012/10/17(水) 14:49:06.02
>>243
人に否定的な言葉を投げ掛けて、それを否定させてドツボに嵌めていく。
マインドコントロールの古典的な、有効な手法である。

245吾輩は名無しである2012/10/17(水) 16:36:44.57
ははは、まあ一杯どうだい?

246吾輩は名無しである2012/10/17(水) 16:45:45.11
第50回読売文学賞の授賞式の話。
ながながと挨拶をした小説家って小川国夫にことかな?
どうもそれらしくない気がするから田辺聖子かしらん?おせいさんなら話長そうだし・・

247吾輩は名無しである2012/10/17(水) 18:52:55.35
「快楽としてのミステリー」丸谷才一 ちくま文庫 1050円 11月7日刊行

248マグナ ◆vI4NRkhGyA 2012/10/18(木) 12:39:07.96
多和田のやし酒のみ解説、暗に丸谷を批判してるのか。たまたまだと思うが時期が悪かったな。

249吾輩は名無しである2012/10/18(木) 21:56:04.67
『薔薇〜』の。最後の、経団連会長と編集長の会話。
人生に対する苦さ。通り過ぎる翳り、上品で軽やか、
本当に、本当にエロチックで芳醇。
『日の宮』で
主人公の女性「彼(主人公の恋人)と結局そうなったのね」
若い女性「そうはならなかったけど、指と舌でとっても…」
みたいな会話が。『薔薇』もそういう場面ありました。
そのものズコズコのエロ小説読むんだったら、丸谷君にしましょう。

250吾輩は名無しである2012/10/19(金) 09:50:33.21
賛成。
丸谷さんは濡れ場が抜群にうまい作家でした。
すでに「笹まくら」から、舌を巻く臨場感のセックス描写があるね。

251吾輩は名無しである2012/10/19(金) 12:44:11.15
無ぇーよw
でもまああんなもんでも「舌を巻く臨場感のセックス描写」と評せるのはいいことだ
お上品なお文学ばっかり読んでますってことだからなwww

252吾輩は名無しである2012/10/20(土) 07:55:28.78
249です。>>251 う〜ん、見解と趣味と好みの作家の相違かも……。
彼の小説には、色々妄想ふくらませる深さと余裕があると思います。
作中の男性、Hは丁寧な仕事しそうです。クライアントの要望最優先で。
男根崇拝マッチョではないのは確か。だから好き。下品妄想失礼しました。

253吾輩は名無しである2012/10/20(土) 11:06:49.09
20年も経てば、丸谷さんの長篇小説は一般読者から忘れ去られるだろう。
結局、「横しぐれ」と「樹影譚」が後世に残るような気がする。
本質的には、小説家というよりも批評家・エッセイストなんだよな。

254マグナ ◆vI4NRkhGyA 2012/10/20(土) 12:29:40.60
丸谷は海外では基本なのに、日本の文学でそれをやらないのはおかしい、的な考え方を持っている人物だったからなあ。
日本は日本でいいじゃないか、といわれたらおしまいな気がする
中村光夫だったら、それじゃなんで日本文学はろくな作品を生み出せなかったのだ、切り返すだろうが、
丸谷には中村ほど危機意識というか敏感さはなかった気がする。
だから晩年は海外文学に物知りなお爺さんになってしまった。立場的には共通しているのだが。

255マグナ ◆vI4NRkhGyA 2012/10/20(土) 12:33:32.74
海外文学に関していうなら盟友だった篠田一士、川村二郎の方が詳しかったからなあ。
篠田はもうちょっと寿命があれば、今でも重宝されていた気がする。

256吾輩は名無しである2012/10/23(火) 22:14:28.36
篠田と同等に世界を語れる男となると

いまでは野崎歓くらいかな
でも奴はあんまり話を大きくしたtがらない、いわゆる芸術家タイプだかんね

257吾輩は名無しである2012/10/24(水) 09:39:37.73
http://goo.gl/maps/24MsB

丸谷才一命名のさんま坂

258吾輩は名無しである2012/10/24(水) 09:53:10.57
重宝といえば丸谷こそ自分の才能をじつに重宝に使いこなした人といっていいだろう。
芳醇な味わいのエッセイの楽しさから、書評の醍醐味、スピーチの妙まで。

festina lenteってこういう生き方かも。うらやましい。

259吾輩は名無しである2012/10/24(水) 09:57:28.87
萬歳楽「夢浮橋」も丸谷才一の命名だが
今では販売終了となっており入手不能。残念。

260吾輩は名無しである2012/10/24(水) 10:34:13.99
意外に素顔は俗物だったけど、そこが愛すべきところでもあったな。合掌。

261吾輩は名無しである2012/10/24(水) 11:20:36.83
意外じゃないでしょう。
坊主じゃあるまいし、俗物でない小説家なんてありえなし。
この人の場合はむしろ俗物をお気取るくらい。

262吾輩は名無しである2012/10/24(水) 12:37:50.49
俗物じゃない作家というと、丸谷に見出された東峰夫みたいな世捨て人か

263吾輩は名無しである2012/11/08(木) 10:29:53.61
丸谷才一さんの遺稿見つかる 終戦テーマに連作短編構想
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012110701001768.html

264マグナ ◆vI4NRkhGyA 2012/11/08(木) 13:02:42.08
中也とはな。丸谷は好きではなさそうだが。

265吾輩は名無しである2012/11/08(木) 20:10:41.42
asahi
10月13日に87歳で亡くなった丸谷才一さんが、短編小説を残していたことがわか
った。1945年8月15日をテーマにした物語で、題は「茶色い戦争ありました」。9
日発売の「文芸春秋」12月号に掲載される。

266吾輩は名無しである2012/11/08(木) 20:11:53.07
物語は、二十歳前の学生である「君」が、敗戦を報じる新聞を持つ娘と列車に乗
り合わせたところから展開する。人々のたくましさがユーモラスに語られ、作中
作の仕掛けに丸谷さんらしい遊び心が感じられる。

267吾輩は名無しである2012/11/08(木) 20:13:14.14
残されたメモなどから、8月15日の4人の体験をそれぞれ短編にした連作小説「思
へば遠く来たもんだ」を構想していたことがわかった。400字詰め原稿用紙で計
200枚ほどを予定していた。本作はその中の1編にあたる。題名は共に、中原中也
の詩からとられている。

268吾輩は名無しである2012/11/08(木) 20:14:29.70
夏ごろから、この連作のために電話取材などを始めたといい、10月7日に自宅で
倒れる直前まで執筆していた。

269吾輩は名無しである2012/11/08(木) 20:16:38.99
gekkan bunshun
運命の八月十五日を描いた珠玉の短篇
丸谷才一遺稿 独占掲載
茶色い戦争ありました 思へば遠く来たもんだ3
丸谷さんが好きだったもの/解題   湯川 豊(エッセイスト)

270吾輩は名無しである2012/11/10(土) 11:54:39.62
中原中也

『在りし日の歌』
「頑是ない歌」
思えば遠く来たもんだ(ry


『山羊の歌』
「サーカス」
幾時代かがありまして
茶色い戦争がありました(ry

271吾輩は名無しである2013/01/01(火) 17:32:13.89
文藝春秋 90周年記念事業
丸谷才一全集
現代文学をリードした作家の、知的かつ面白
い小説全作品と、新古今からジョイスまで、刺
激的評論の数々を収録。今秋刊行開始予定。

272吾輩は名無しである2013/01/02(水) 00:46:28.99
全集出すなら生前に出してればよかったのに
本人も喜んだだろうに

273吾輩は名無しである2013/01/02(水) 07:55:15.05
>>272
いくつか話があったけど、本人が断ったんじゃなかったか?

274吾輩は名無しである2013/02/02(土) 00:43:38.74
全集か・・・。
単行本の装丁とか挿絵がいいんだよな。

275吾輩は名無しである2013/06/23(日) 09:00:32.10
初めて読むには何がおすすめですか?

276吾輩は名無しである2013/06/24(月) 21:16:47.60
個人的には笹まくらオススメしたい。

277吾輩は名無しである2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN
吉田健一と血の繋がりのある麻生太郎の失言癖について丸谷さん言及したことあるのかな?

278吾輩は名無しである2013/09/16(月) 02:30:23.77
全集は「小説」「評論」各六巻

279吾輩は名無しである2013/09/16(月) 21:39:28.34
丸谷、大江とかは戦後民主主義の文学として、右顧左眄の人という
表現が適切だと思う。二人とも批評を書くけど、自分独自の読み方が
ない人達ではないかな。その典型が両者が安藤礼ニの折口信夫論を
認めたことだと思う。これは安易に上野や富岡らの無知なフェミニスト達に
迎合しただけだろう。

280吾輩は名無しである2013/09/17(火) 00:16:51.12
(´・∀・`)ヘー

281吾輩は名無しである2013/09/17(火) 00:59:14.36
>>278
内容の詳細どっかにない?
エッセイは収録されないの?

282吾輩は名無しである2013/09/17(火) 08:49:40.88
>全集は「小説」「評論」各六巻

う〜む、これは迷うなあ。
評論6巻が索引付ならば評論6巻、あるいは索引の巻だけ買う価値はあるかもしらん。
評論って当然エッセイも含めて言ってるわけでしょう>>281

小説は文庫本でもってれば十分だろうという気もちだな。

283吾輩は名無しである2013/09/17(火) 16:56:53.85
Amazonに第五巻の紹介がある。エッセイは不明。10月16日

284吾輩は名無しである2013/09/17(火) 18:46:48.51
書き言葉偏重日本語論

285吾輩は名無しである2013/09/17(火) 21:11:05.16
「栄光ある孤立―『エホバの顔を避けて』」
松浦寿輝

 「・・わたしは丸谷才一のあらゆる作品の何にもまして『エホバの顔を避けて』を愛さずにはいられない。
/ この異形の長編の著者は、その完成の後、これはもう衆目の一致するところの掛け値なしの傑作と呼ぶほかない長編『笹まくら』を書く。
・・わたしは『エホバの顔を避けて』を偏愛し、『笹まくら』を心から賞嘆してやまない者だが、ただし正直なところ、
第三長編の『たつた一人の反乱』以降、「裏声で歌へ君が代』『女ざかり』『輝く日の宮』『持ち重りする薔薇の花』と続く
 ― 先に述べた表現を繰り返すなら ― 上質な「市民小説」の系譜に属する丸谷の諸作には、あまり心が震えたためしがない。」

「実際、彼自身は『エホバの顔を避けて』を習作でしかないと考え、
彼なりの「近代市民小説」の試みの方を自身の本領として、それに自信と矜持を持っていたようだ。」 

「ところで、因果なことにわたしは、冗談にも雑学にもゴシップにも何の興味も抱けない人間なのである。
そんな男にはひょっとしたら「市民」の資格はないのだろうか。そうかもしれないが、それならそれでいっこう構わない。
本音をいうならわたしは、「市民」も「市民社会」も、けったくその悪い何かだとしか思っていないからである。
事実、『エホバの顔を避けて』には、「文明」的な「社交」を楽しむ「近代的市民」など、ただの一人も登場していないではないか。」

286吾輩は名無しである2013/09/17(火) 21:22:14.36
近代的市民の側に立ってそこから外された読み書きできない親の元で育った中上みたいなのが出てきたときに全力で否定したからな
別に褒める必要もないけど仮にも文学に携わってる人間があの狭量さはなんだろう
いつからああなったんだろこの人は

287吾輩は名無しである2013/09/17(火) 21:55:23.98
>>282-283
ありがとう
まあ、出てからのお楽しみかなw
エッセイがない丸谷全集なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもんだからなあ…

288吾輩は名無しである2013/09/17(火) 21:57:27.06
むしろそこが本体でそれがどうでもいい人にはどうって事ない作家かもね

289吾輩は名無しである2013/09/21(土) 16:27:07.35
こんな丸谷全集はイヤだ

初期作品をはじめて旧かなで収録!

290吾輩は名無しである2013/10/04(金) 20:13:17.53
さのみやはつれなかるべき春風に山田の氷うちとけねかし  藤原隆方(1014〜78)

291N ◆.a7VUr.VD. 2013/10/04(金) 20:40:02.78
今月号の文学界よんだら、丸谷才一追悼特集やってたね。
つい特集を全部読んでしまった。

292吾輩は名無しである2013/10/04(金) 20:48:28.43
どうせ屑一派のおべんちゃら どうしようもなく腐ってる

293吾輩は名無しである2013/10/05(土) 08:21:16.11
横浜で全集出版記念講演会があるね。
講演聴いて、帰りに中華街でゆっくりしてくるかな。

294吾輩は名無しである2013/10/05(土) 11:02:28.24
いまの時代に死後になって全集が出ること自体ものすごいよねぇ!
吉本隆明なんて娘のばななが数社に働きかけたが丁重に断られそうだし…

295吾輩は名無しである2013/10/06(日) 03:01:17.28
>>294
へえ、そうなんだ。
吉本隆明でも部数が出ないということか。

296吾輩は名無しである2013/10/06(日) 11:29:32.99
その話、ばななのブログに書いてあったな。採算合わないから出版大手数社で却下されたらしい。

297吾輩は名無しである2013/10/06(日) 19:31:15.81
吉本隆明とか、信者がいそうだけど

298吾輩は名無しである2013/10/06(日) 22:47:10.41

丸谷才一全集第五巻「女ざかり」ほか
丸谷才一の多岐にわたる仕事を網羅した待望の全集がいよいよ刊行開始!
「小説」「評論」各6巻ずつ、全12冊を毎月順次刊行していきます。
巧みなストーリー展開で絶賛されベストセラーとなった「女ざかり」、
短篇「鈍感な青年」「夢を買ひます」、単行本未収録の「墨いろの月」
「おしやべりな幽霊」などを収録。解説・池澤夏樹

299吾輩は名無しである2013/10/07(月) 10:38:32.83
丸谷さんの場合、エッセーはともかく、小説は寡作だったから全集を出版しやすいんだろう。

300吾輩は名無しである2013/10/08(火) 22:24:00.95
屑一派

301吾輩は名無しである2013/10/09(水) 10:57:41.06
丸谷さんに激賞されて賞もらった作家多いから恩義感じてるんじゃないかね…

302吾輩は名無しである2013/10/09(水) 19:29:13.41
>>285
なんか福田和也の評価と似てるな

303吾輩は名無しである2013/10/15(火) 16:50:45.28
第七巻「王朝和歌と日本文学史」
第八巻「御霊信仰と祝祭」
第十一巻「ジョイスと海外文学」

第十二巻には、芥川賞など文学賞の選考委員として記した選評や、
       新聞に寄せた文藝時評、匿名のコラムなど
 

304吾輩は名無しである2013/10/15(火) 18:12:55.14
このご時世、一巻に五千円も出すひといるかね。
よほど金の使い道に困っている人だろう。
価格設定の明らかなミス。

305吾輩は名無しである2013/10/15(火) 19:34:03.03
丸谷を貶す蓮實も丸谷と同じく、弱いもの苛めなんだよなw

306吾輩は名無しである2013/10/15(火) 19:55:23.03
丸谷才一選考委員

芥川賞
第79回(1978年) - 第93回(1985年)
第103回(1990年) - 第118回(1997年) 

谷崎賞
第14回(1978年)から第41回(2005年)

読売文学賞
1982年-2005年

池澤夏樹選考委員

芥川賞
第114回(1995年) - 第145回(2011年)

谷崎賞
第34回(1998年)から

読売文学賞
2005年-

307吾輩は名無しである2013/10/15(火) 19:58:48.23
屑一派 屑批評家連中

308吾輩は名無しである2013/10/15(火) 20:43:49.42
>>303
>第十二巻には、芥川賞など文学賞の選考委員として記した選評や、
>新聞に寄せた文藝時評、匿名のコラムなど

たとえば月刊PLAY BOYのミステリー特集号に寄せた文章や
LITERALLY SWITCHのアイルランド文学特集への寄稿なども収録しているのだろうか?
丸谷は対談もそうだけれどエッセイやコラムをいろんなところに出しているし、
むしろこのような教養人としての活動こそが本領だったともいえるので
これを網羅するのは大変ですよ。
没後1〜2年で全集巻1冊で収まるとは思えない。
せっかく今のご時世に全集なんて出すわけだからきちんとやりましょうよ。
あの人の場合いちばん商品価値のあるのはこのような雑文なわけだから、
それを完全に網羅してこそ“全集”の価値がある。

309吾輩は名無しである2013/10/15(火) 23:15:42.97
武藤康史が丸谷才一、谷沢永一、中沢新一の雑文を称揚していたが
挨拶の人より雑文の人であった

310吾輩は名無しである2013/10/16(水) 00:56:14.34
雑文の中にちりばめられたトリビアルな知識の総量とバリエーションを誇るというのが
その人たちの持ち味であって。
教養人というのは「こういうことを知っているか?どうだ!」
というのを行間にそこはかとなく漂わせて読者を幻惑するのが本性なのであって。
であるならば短文で数を撃つほど効果的なんです。

丸谷が評価されるのは小説や評論ではなく座談や雑文の領域において上述の
教養人ぶりをいかんなく発揮したからであって。
全集編纂者はそこら辺がわかっていない。

311吾輩は名無しである2013/10/16(水) 01:01:37.21
文藝春秋のサイトに特設コーナー

312吾輩は名無しである2013/10/16(水) 08:48:08.25
>それを完全に網羅してこそ“全集”の価値がある。

シロートはこれだから疲れる。
こういうものはいっぺんに完全に網羅なんてできるもんじゃないんだよ。

>このご時世、一巻に五千円も出すひといるかね。

どのご時世だろう。本一冊の値段五千円で「も」がついちゃう感覚の人って
ふだんどんな本読んでるんだろ。文庫と新書しか買わないってことでしょう。
そういう人が全集の値段に口をだすこと自体おかしいよね。

313吾輩は名無しである2013/10/16(水) 10:49:35.64
武藤康史あたりの底の浅い感想文を読んで感心し、それに負ぶさって
自分の丸谷の評価みたいのを薄っぺらにしゃべりだす・・・情けないね。

314吾輩は名無しである2013/10/16(水) 12:19:50.64
箇条書き批判は常に薄っぺらい

315吾輩は名無しである2013/10/16(水) 18:36:05.28
本は、新書と文庫と古本に限る。
一冊の本に五千円も出すのは、○○。

316吾輩は名無しである2013/10/16(水) 18:51:37.33
全集は図書館で借りることにしている

317吾輩は名無しである2013/10/16(水) 21:54:35.96
五千円「も」とは思わないけれど、
古井の選集と一緒で編集内容をみたら買いたくなくなる。
それに丸谷クラスの作家でも今回の全集の「次」は無いだろう。
そう考えたらもう少し時間をかけて編纂しなければ駄目だ。
全集の意味がない。

318吾輩は名無しである2013/10/17(木) 08:19:16.43
>>317
もし「次」がないとしたら、網羅的「全集」を作る意味などない程度の作家と
みなされたということになる。それは未来がする判断。

今は、この程度にでも業績をまとめておくことがその未来への贈り物になる。

これを機会に丸谷の全貌にふれる読者も少なくなかろう。
全集の意味がないなどと簡単に乱暴なことをいいなさんなよ。

319吾輩は名無しである2013/10/17(木) 11:14:49.99
>>312
同感。
装幀と部数から妥当な価格設定ですよね。
今のご時世に個人全集が大手出版社から没後まもなく刊行されるというのは並大抵のことではないのにね。

320吾輩は名無しである2013/10/17(木) 20:04:18.99
丸谷は宮本常一と対談した時に、始めの方で宮本になめた口を利いて、
即座にエッグーーイ切り返しを食らってションベンちびってたねw
後は丸谷はひたすら宮本に恐れ入ってたw

321吾輩は名無しである2013/10/17(木) 23:16:49.97
それは知らなかったな。
やたらと声がデカイのには閉口したけれども。

322吾輩は名無しである2013/10/18(金) 00:23:48.29
『男のポケット』の「わたしの声について」は名品。

323吾輩は名無しである2013/10/18(金) 01:18:33.35
他の作家なら兎も角、丸谷で全集にエッセイ総集しないのは全集の意味ないだろ

324吾輩は名無しである2013/10/18(金) 06:57:33.86
「雑文全集」なら売れるぞ!

325吾輩は名無しである2013/10/18(金) 08:11:56.22
>>320
>>320
それは面白いですね。
宮本のほうが一枚上だったと。
よくも悪くも書斎派の丸谷と宮本ではそういうことになるかな、という気がする。

よかったら何の本に収録されているか教えてください。

326吾輩は名無しである2013/10/18(金) 09:50:15.89
宮本は「創作者」だったんだよね

327吾輩は名無しである2013/10/18(金) 10:37:12.64
>>322
『男のポケット』は夕刊フジの連載ですね。
晩年のブッキッシュなウンチク随筆よりも軽みがあって面白かったな。
俺は丸谷の雑文集のなかでいちばん好きかも知れない。

328吾輩は名無しである2013/10/19(土) 19:44:50.48
丸谷才一の訳したアイリス・マードック「鐘」は名作だと思う。

329吾輩は名無しである2013/10/20(日) 11:00:52.65
「ボートの三人男」も名訳だ。

330吾輩は名無しである2013/10/27(日) 16:35:21.12
全集には意味がある。かなり期待していた。
それで買ったが、これは久々に腹が立った。
この「編纂者」というのはいったい何をどう編纂したというのか。
手抜きもいいところだ。ただ作品が順番に並んでるだけじゃないか!
丸谷才一に失礼だ。

331吾輩は名無しである2013/11/05(火) 14:59:44.57
編集のかんがえかたや各巻の更生など、おまえが文句を言ってることなんか
買うまえにわかることじゃないか。
マヌケな言いがかりは編集者に失礼。
おおかた買ってから金が惜しくなったんだろうが、みっともねえハナシさ。

332吾輩は名無しである2013/11/06(水) 08:41:46.87
第五巻、やっと入手しました。
ハンディかつ瀟洒なつくりのいい本ですね、気に入りました。なにより読みやすい。
函がまたきれいに仕上がってもったいないのですが私は函は捨てる習慣なので
目をつむって破きました。しかたない。

小説と評論とわけて、小説は全作品を年代順に配列、評論はテーマ毎に主要作品を
選別、という構成。小説に関してはこの取扱いはベストでしょう。>>330さんは、
このやりかたのどこに不満がおありなのかお聞きしたいですね。
評論もこのまとめ方がいちばん穏当で、かつ便利ですね。これも違う名案があるなら
訊いてみたい。

問題はコラム、エッセイ類を除外していること。エッセイ全集それに対談全集を別途
企画したらいいんじゃないでしょうか。

333吾輩は名無しである2013/11/06(水) 19:19:58.20
俺には丸谷は全く読む必要のない書き手。
1冊100万円やるから、書評を書いてくれと言われリャ、
書いてやらんでもないが。

334吾輩は名無しである2013/11/06(水) 20:39:55.38
おまえには誰も頼まないから安心しろ!

ところで単著はあるんだろうなw

335吾輩は名無しである2013/11/07(木) 09:01:37.54
>>334
単著ないですよ。俺に単著させたらたいしたもんだ。

336吾輩は名無しである2013/11/07(木) 09:14:14.53
そりゃたいしたもんだわ

337吾輩は名無しである2013/11/07(木) 20:12:17.94
今、20代以下の若者は丸谷など読んじゃいけません。
完全に時間のムダという以上に、馬鹿になるから有害なだけ。

338吾輩は名無しである2013/11/08(金) 08:01:32.85

だいぶ害がでた結果がこれというわけですね、かわいそ。
でも、あんちゃんの場合、読む前から馬鹿だったのに丸谷のせいにしちゃいけない(笑

339吾輩は名無しである2013/11/08(金) 16:28:58.61
ラノベ読むのに忙しいわけで…

340吾輩は名無しである2013/11/09(土) 11:50:28.67
>>332
>問題はコラム、エッセイ類を除外していること。エッセイ全集それに対談全集を別途
>企画したらいいんじゃないでしょうか。

まったくその通りですね。
丸谷が習熟したという英国文学における
エッセイやコラムの地位というものを考えたら
かかる所業は蛮行以外の何物でもない。

石川淳が正しくも指摘しているように、本来エッセイというものは
背後に万巻の書や豊かな私財を感じさせるものでなければ意味がない。
そういう意味では丸谷のエッセイ類は我が国では数少ない本格派による作物なんですよ。
教養人としての、またユーモア作家としての丸谷の本分がよく出た味わい深いものです。

341吾輩は名無しである2013/11/12(火) 16:56:05.77
>背後に万巻の書や豊かな私財を感じさせるものでなければ意味がない

敗荷落日あたりを誤読してのおしゃべりだろうけど・・・(笑

342吾輩は名無しである2013/11/15(金) 20:18:24.64
丸谷「私の本を読む暇があったら、クンデラやエーコを読みなさい。」

343吾輩は名無しである2013/11/15(金) 21:25:58.86
>>341

でも、吉田健一も述べていたように
小説は生活のために書く下品なものなんですよ。
日本ではエッセイが帆待ち仕事くらいにしか受け取られていない。
だから丸谷才一全集からエッセイがごそっと省かれてしまうような事態になる。

344吾輩は名無しである2013/11/16(土) 09:19:37.24
まあ、丸谷さんには頼むに足りる家産はなかったし、
生活を支える方便として随筆を書き続けたってのが実情でしょう。
長編小説がスラスラ書ければ、随筆は書かなかったかもしれない。

>小説は生活のために書く下品なものなんですよ。
健一のエッセイだって全部生活費あるいは飲み代のために書いてた。それを下品と言うか?(笑
あんちゃん、行き当たりばったりのレトリックに妙な引っ掛かるクセは卒業するんだな。

345吾輩は名無しである2013/11/16(土) 12:43:36.15
下品(下等)だと思うけど

346吾輩は名無しである2013/11/18(月) 00:50:56.10
いつになったら新々百人一首は再販されるんだ

上巻だけ持ってるんだけど・・・

347吾輩は名無しである2014/05/01(木) 03:16:01.00

348吾輩は名無しである2014/08/04(月) 09:47:29.01
maruya_essai@maruyaessai
https://twitter.com/maruyaessai

349吾輩は名無しである2014/08/04(月) 10:51:48.17
エッセイは面白いよな

350吾輩は名無しである2014/08/04(月) 20:07:05.37
最高傑作は「男のポケット」

351吾輩は名無しである2014/08/05(火) 13:04:41.89
傑作という言葉を安っぽく使いなさんなよ。
あんなもん、エッセイのセッって書き飛ばしたまでさ。

352吾輩は名無しである2014/08/05(火) 20:07:41.24
所詮丸谷はその程度。

353吾輩は名無しである2014/08/05(火) 20:23:30.24
>>352
351はジョークになってるんだよ

354吾輩は名無しである2014/08/05(火) 20:36:56.75
長編『たった一人の反乱』 講談社、1972
『彼方へ』 河出書房新社、1973
長編『横しぐれ』 講談社、1975

『女性対男性』 文藝春秋、1970
『大きなお世話』 朝日新聞社、1971
『後鳥羽院 日本詩人選』 筑摩書房、1973
『日本語のために』 新潮社、1974
『月夜の晩』 番町書房、1974
『食通知ったかぶり』 文藝春秋、1975
『星めがね』 集英社、1975
『雁のたより』 朝日新聞社、1975
『悠々鬱々』 毎日新聞社〈現代の視界1〉、1975
『男のポケット』 新潮社、1976
『遊び時間』 大和書房、1976
『低空飛行』 新潮社、1977
『文章読本』 中央公論社、1977
『日本文学史早わかり』 講談社、1978
『コロンブスの卵』 筑摩書房、1979

355吾輩は名無しである2014/08/05(火) 20:41:09.57
ジョークだと説明しなければ誰もジョークだと思ってくれないのも悲しいな

356吾輩は名無しである2014/08/06(水) 09:36:46.83
ジョークだとの解説がなければジョークに気付かないやつはみじめだよね。

357マグナ ◆vI4NRkhGyA 2014/08/06(水) 12:40:12.36
なんか丸谷スレには昔から粘着的なやつがいるな。

358吾輩は名無しである2014/08/06(水) 21:53:16.97
↑昔から粘着的なやつ

359吾輩は名無しである2014/08/07(木) 10:54:14.05
いひひ

360吾輩は名無しである2014/08/07(木) 13:28:22.95
ムカシとか言ってる人っていつごろからいるんですか?
二年前とか三年前とかからいるんですか?

361マグナ ◆vI4NRkhGyA 2014/08/07(木) 20:18:36.54
スレ建てたのが俺だからな。

362吾輩は名無しである2014/08/07(木) 21:38:03.79
↑昔から粘着的なやつ

363吾輩は名無しである2014/08/08(金) 12:04:26.82
ゲーッ、四年近くもやってるんだ・・・

364吾輩は名無しである2014/10/05(日) 22:02:08.60
「言語的人間」というエッセイを単行本で読んだことがあるのですが、何という本だったか忘れてしまいました。
政治的人間、性的人間がいると同じように言語的人間もいる云々といった話が書いてあったのですが。
書名をご存知の方おられませんか?

365吾輩は名無しである2014/12/12(金) 21:22:52.97
「さくらもさよならも日本語」がおもしろかった記憶がある
でも今は売ってないのね
図書館にもないし

366吾輩は名無しである2014/12/12(金) 21:23:40.34
「さくらもさよならも日本語」がおもしろかった記憶がある
でも今は売ってないのね
図書館にもないし

367吾輩は名無しである2014/12/12(金) 23:03:02.14
「さくらもさよならも日本語」がおもしろかった記憶がある
でも今は売ってないのね
図書館にもないし

368吾輩は名無しである2015/04/01(水) 11:07:30.52
村上さんにとって丸谷才一という人はどういう方だったのか、何かエピソードなども含めてお教えいただけたら幸いです。

亡くなったときは外国にいたので、お葬式にもうかがえませんでしたが、少し後でおたくに弔問に行きました。
そのときに息子さんに、書棚からお好きな本をお好きなだけ持っていってくださいと言われまして、
お言葉に甘えて、英語の原書をショッピングバッグひとつぶんいただいて帰りました。
たくさんの英語の蔵書がありましたが、僕が驚いたのは、どの本にもしっかり読んだ形跡のあったことでした。さすが、すごいなあと思いました。

369吾輩は名無しである2015/04/04(土) 14:53:46.29
「アメリカ小説の影響を受けながら自分の個性を示さうとしてゐます。」「もしこれが単なる模倣なら、
文章の流れ方がこんなふうに淀みのない調子ではゆかないでせう。それに、作品の柄がわりあひ大きいやうに思ふ。」

「よいと思つた」「古風な誠実主義をからかひながら自分の青春の実感である喪失感や虚無感を示さうとしたものでせう。ずいぶん上手になつたと感心しましたが、
大事な仕掛けであるピンボールがどうもうまくきいてゐない。」

370吾輩は名無しである2015/04/05(日) 12:14:14.81
>>368を読んで思ったんだが、丸谷さんの蔵書目録ってありますか?

371吾輩は名無しである2015/04/08(水) 17:27:28.19
>>324
丸谷全集が、「文学的雑文全集」だろう。

372吾輩は名無しである2015/04/08(水) 19:37:32.92
ミステリー小説から平安期御霊信仰と言った具合で
守備範囲が非常に広く、こういったタイプの作家は丸谷氏で終わりでしょうね。
いわゆる教養人としての作家の終えんです。

373吾輩は名無しである2015/04/08(水) 20:35:34.60
今「裏声」を読んでいますが、後記を見てビックリしました。
参考書目の数。確かに、空前絶後の大「教養人」ですね。

374吾輩は名無しである2015/04/28(火) 16:53:28.70
マードック『鐘』も訳してるのか

375吾輩は名無しである2015/04/28(火) 17:41:51.11
>>372
丸谷はどうしても雑学家という印象が付きまとうのは、中心がはっきり
しないからだ。食通評論家、書評家、物知り。

376吾輩は名無しである2015/05/14(木) 09:17:56.41
>>375
中心ははっきりしている。
ジョイス。

>食通評論家、書評家、物知り。
きみが雑文しか読まないからそういう印象を持つだけだね。

377吾輩は名無しである2015/05/14(木) 10:11:17.69
ジョイスについて一冊ちゃんとした本を書いたらよかった
フィネガンズ・ウェイクも訳すべきだった

378吾輩は名無しである2015/05/14(木) 10:49:58.84
1冊まとめてるじゃないか。
ジョイスは「肖像」と「ユリシ−ズ」で完璧。
フィネガンズ・ウェイクは他言語に訳すべきものじゃないです。

379吾輩は名無しである2015/05/14(木) 11:03:39.62
>英語の原書をショッピングバッグひとつぶんいただいて帰りました。

この話、ちょっと印象的でいいですね。
よほど息子さんが上手にすすめたのか、春樹氏のざっくばらんな人柄なのか。
丸谷氏と春樹氏は交友というほどの関係はなかっただろうに、こういう時、
ホントにごそっと持って帰るというのはなかなか出来無さそうな気がするな。
わたしならなにか1冊選んで、というふうになるだろうな。

380吾輩は名無しである2015/05/14(木) 11:48:42.85
丸谷と違って春樹は翻訳者としても精力的だな

381吾輩は名無しである2015/05/14(木) 23:32:12.53
>>375
>丸谷はどうしても雑学家という印象が付きまとうのは、中心がはっきりしないからだ。

例えばいわゆる雑文類に属するであろう『低空飛行』所収の
ソルジェニーツィンについてのエッセイで旗幟を鮮明にしていますよ。
要約すると、

ソルジェニーツィンはリアリズムの立場から創作物を
小説のような一次的創作物とその他二次的創作物に分けて
後者を侮蔑的に扱うが、文学というのはたとえ実体験に即したリアリズム小説であっても
先行テキスト群の影響下で再構成される反復的なものであり、かかる区別は意味がない。

この原理を自覚的に作品化したのがジョイスであり、プルーストなのだ。
また、ソヴィエトと対照的的に見える米国文学にも
ナボコフによってこの種の作品が導入されたが
これが最も花開いているのは探偵小説というジャンルであろう。


まあ、こんなところですかね。
ナボコフ以前にもメルヴィルがいたような気がしますが
まあ、細かいところは置いといて、
数ページの“雑文”でこれだけの事を平易な語り口で述べるのは大したものです。

382吾輩は名無しである2015/05/15(金) 00:25:36.52
ゴシップ文学的には
本で知ったゴシップより実体験のゴシップのほうが上だろう

383吾輩は名無しである2015/05/15(金) 09:49:39.70
本で知ったか、実体験か、かかる区別は意味がない。

384吾輩は名無しである2015/05/15(金) 10:50:45.08
メルヴィルも捕鯨船の乗組員だったわけだしな

385吾輩は名無しである2015/05/16(土) 08:31:57.49
>>381
だから、物知りの雑文家・雑談家、と云うのだ。

386吾輩は名無しである2015/05/16(土) 17:37:58.09
>>385
丸谷はマテラリー(素材・体験)ではなく
フォルマリー(構成・手法)こそが文学の核心であり、
その構成は模倣による反復性を持っているとしているわけね。
というかこの両者は分離不可能です。
だから雑文もまた文学的構成の結果であり、再構成時の素材たり得るわけ。

文学的にリアリズム作家の言う純粋経験(素材)や絶対的自己なんてないの。
ジョイスが社会主義的リアリズム作家から転向して
ヴィーコ風の人文主義的経験論者に鞍替えしたのはそういう事です。
丸谷もこの考え方に立つわけね。
まあ、旗幟は鮮明にしているし、わざわざ研究論文的な体裁を調える必要はないの。

387吾輩は名無しである2015/05/16(土) 20:18:32.54
>>386
>だから雑文もまた文学的構成の結果であり、再構成時の素材たり得るわけ。

やっぱり丸谷の小説は、雑文の寄せ集めか。

388吾輩は名無しである2015/05/16(土) 21:11:09.48
丸谷才一全集全12巻
未刊行も含めた全小説と、
主だった評論のほとんどを収録(選評、時評、匿名コラムを含む)。
今なお刺戟に満ち論議を呼ぶ、溌剌とした全集です。

雑文は省くってことね

389吾輩は名無しである2015/05/16(土) 21:14:28.90
>>387

基本的に小説は雑文の集まりですよ。
そんなに立派なものじゃない。

390吾輩は名無しである2015/05/17(日) 10:45:05.32
司馬遼太郎だな

391吾輩は名無しである2015/05/17(日) 18:32:46.32
司馬さんは一本芯が通っているだろう。

392吾輩は名無しである2015/05/17(日) 18:56:44.21
司馬遼太郎の資料収集は大したものですよ。
同じく吉村昭、松本清張、山崎豊子とかは取材・構成をしっかりとする。
小説作成は基本的に編集作業なんです。
ただ、構成要素が雑多でも文章的な統一はある程度しなければならないので、
そこが文章上の作家性、つまり腕の見せどころなわけですが、
だからといって文体=作品というわけでもない。

丸谷が小説の批評をする場合、技術的な部分に傾くのはそういう事でしょう。
基本的に小説は詩のような表現の粋を競うものじゃない。
もっと、ジャーナリスティックなものですよ。
江藤淳とかは詩情を評価するのでたびたび文体を槍玉にあげるんですけどね。
それは筋違いです。

393吾輩は名無しである2015/05/17(日) 19:40:24.18
丸谷の批評的枠組みでは春樹は「ロマンス作家」なんだな

大江 
井上ひさしのお別れの会の時、弔辞で丸谷さんが、大きな見取り図をさっと描かれた。
平野謙が言った「三派鼎立(ていりつ)」に見立てて、井上さんはプロレタリア文学の血をひく劇作家、
村上春樹は世界に通じるロマンス作家、大江はモダニストで私小説家、と。確かに僕はモダンであろうとして私小説を書く。

394吾輩は名無しである2015/05/18(月) 08:56:32.60
丸谷=モダンな雑文家

395吾輩は名無しである2015/05/18(月) 14:20:10.96
>>394
君はこのあたりのやりとりの内容についていけてないね。

396吾輩は名無しである2015/05/18(月) 15:06:12.20
しかし河出書房新社〈夢ムック〉のタイトル
『追悼総特集 丸谷才一 古典と外文と作家・批評家』の外文はひどいね
豊ア由美あたりが海外文学のことをガイブンと言ってるけど
外文なんて意味不明だ

397マグナ ◆vI4NRkhGyA 2015/05/18(月) 15:15:45.15
げ‐ぶん【外文】
外印(げいん)を押した文書。げぶみ。

確かに酷いな。豊崎の悪影響だ。

398吾輩は名無しである2015/05/18(月) 18:45:46.07
うん、基本略語って品がないけどガイブンってのは特にそれが顕著だね
ちなみに俺は豊崎のことは別に嫌いではない

399吾輩は名無しである2015/05/19(火) 12:03:50.18
「基本〇〇って」っていう「的に」を省略した書き方って品がないけど
ガイブンよりはマシかもしれない

400吾輩は名無しである2015/05/19(火) 14:34:42.02
>>399
おいおい、「基本〇〇」は国語辞典にも載ってる普通の用法だぞ

401吾輩は名無しである2015/05/19(火) 15:59:27.04
辞典に載ってれば品がなくないのか。そうか。独創的な見解だな。

402吾輩は名無しである2015/05/19(火) 16:19:22.62
そうじゃなくて略してるわけじゃないと言ってるんだがな

403吾輩は名無しである2015/05/20(水) 13:10:56.96
>>402
おまえ、どっかにいたな、そういう妙な言い草の(笑

404吾輩は名無しである2015/12/10(木) 22:53:33.82
野坂昭如さん、なくなりましたね。
仲人やったんだっけ?

405吾輩は名無しである2015/12/14(月) 09:26:36.46
挨拶はむづかしい
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%A8%E6%8B%B6%E3%81%AF%E3%82%80%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%84
『挨拶はむづかしい』(あいさつはむずかしい)は、丸谷才一の著書。「挨拶」シリーズの第1作目。
1985年9月15日、朝日新聞社より刊行された。装丁と絵は和田誠。収録された挨拶の数は38。
巻末に野坂昭如との対談が付されている。1988年6月、朝日文庫として文庫化された。
2013年9月、本書と2作目の『挨拶はたいへんだ』(朝日新聞社)を一冊にした『合本 挨拶はたいへんだ』(朝日文庫)が刊行された。
Category:丸谷才一
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E4%B8%B8%E8%B0%B7%E6%89%8D%E4%B8%80
丸谷才一

挨拶はたいへんだ
挨拶はむづかしい

いろんな色のインクで

裏声で歌へ君が代

男のポケット

ゴシップ的日本語論

桜もさよならも日本語
笹まくら

思考のレッスン
樹影譚

梨のつぶて

日本語のために

文章読本 (丸谷才一)

406名無しさん@そうだ選挙に行こう2015/12/14(月) 10:02:59.68
>>404
旧制新潟高校の先輩後輩の仲だな。

407吾輩は名無しである2015/12/15(火) 15:27:03.83
松本清張全集の解説はよかったな
才能溢れる小説家を才能のない人間が解説という形とはいえ評論するにあたっての
分際を弁えた長い引用と俯瞰的な視線
蓮實にはお前さん今更そんなこと言っても始まらないだろう
不毛なのはお前のほうが上だろと

408吾輩は名無しである2015/12/15(火) 17:11:29.59
>蓮實にはお前さん今更そんなこと言っても始まらないだろう
>不毛なのはお前のほうが上だろと

意味不明。書き直し!

409吾輩は名無しである2015/12/23(水) 18:49:22.05
野暮で不細工な奴がキザったらしいことしても気持ち悪いだけという好例が丸谷才一

410吾輩は名無しである2015/12/24(木) 14:59:25.47
>>409
あはは、おまえが言われたんだろ、それ(笑

411吾輩は名無しである2016/01/10(日) 23:15:25.37
丸野菜1

412吾輩は名無しである2016/01/31(日) 15:00:49.04
冨田健太郎
丸谷才一、1990年。「『星野鉄拳野球』なんて幕を外野席にひろげて、おだてる奴がいる。
大洋の大杉新コーチは記者会見で、大いにぶん殴るなんて公言してゐる。
よしたほうがいいなあ。もうそんな時代ぢやないよ。もしも本当に殴る気なら、日本人の選手だけぢやなく、外国人選手も殴つてみろよ」

【承前】2年後、また丸谷才一は書く。「このあひだヤクルトの野村監督が荒井選手をポカリとやりましたね。
スポーツ新聞その他は、殴ることそれ自体を非難しなかった。衆人環視のなかでやるのはまづい、と批判しただけだつた。
/ああ日本の野球は忠勇義烈だなあ」

【承前】丸谷才一が批判するのは、日本では名誉を重んじたので人を殴れば大問題だったが、
帝国海軍は英国から、陸軍はプロシアから体罰を学んで簡単に殴るようになったこと。
さらに、殴られる経験をした教員が学校で実践し、さらに体育系ではそれが積極的に容認されるようになったこと。

丸谷才一は、軍隊における体罰については野間宏『真空地帯』を読めばわかるというが、おそらく丸谷本人の体験に根ざしているのでしょう。
2016年1月24日

413吾輩は名無しである2016/02/01(月) 12:30:22.91
あなたは40代ロサンゼルス府警工場作りですか?ドーハの悲劇「横浜衝撃イヤフォン」「横浜悪夢イヤフォン」ですか?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

それともいくつですか?huluさん?

414吾輩は名無しである2016/02/03(水) 21:53:31.33
語彙が貧弱

415吾輩は名無しである2016/05/14(土) 09:56:59.44
1987年のリスボン
村上春樹「蛍」が1983年、丸谷才一「鈍感な青年」が1986年。
ほぼ同じ時期に若い男女の、友人の死の影をともなった逍遥を描いている。
ただ「鈍感な青年」の二人はその死を共有していないので、
女の欲望はためらいのない軽快なものに映り、佃の蔭祭や行為の失敗でさえ、にぎやかな祝祭のようだ。
2016年5月4日

蛇口ひねる
丸谷才一著「星めがね」を読み終わった。文庫本や文学全集に書かれた解説をまとめた著作でした。
かつて文学全集ブームというのがあったのです。1975年の出版だから40年以前のものですね。
定価980円、安いけれど造本はしっかりしてて今は高価格な本にしか採用されないクロス装なんです。
2016年5月13日

416吾輩は名無しである2016/05/17(火) 09:59:18.72
2016年05月09日

日々の泡立ち
五月某日

井上ひさしと丸谷才一の『短篇を読む、短篇を書く』という対談の中で、

「ジョージ・ケナンが、仕事に疲れたとき、ちょっとチェホフの短篇小説を一つ読む。
読み終わると、またその晩、短篇小説を読んだほかに自分の本筋の仕事ができるという。」

と丸谷才一が紹介していたのを読んで、あー、なるほどなーと。

対し、井上ひさしが、

「芝居で煮詰まっているときに、いい短篇を読むと、なにか前と違う頭になれるような気がします。」

と続けて、うん、なるほどと。
http://blog.livedoor.jp/leitch/archives/2016-05.html

417吾輩は名無しである2016/05/17(火) 10:15:29.64
井上ひさしの「煮詰まる」は誤用の方の使い方のような気がする

418吾輩は名無しである2016/05/20(金) 09:42:10.85
小谷野敦
レビュー対象商品: 日本語を作った男 上田万年とその時代 (単行本)
副題から、上田万年の伝記かと思ったが、いきなり小説みたいにして始まる。
あとは言文一致体についての学問的紹介と、その他鴎外とか漱石とか芳賀矢一のこととかがだらだら書かれていて、伝記ではない。
かといって丸谷才一の珍妙な谷崎論まで出てくる(谷崎が松子の文章の影響を受けた、なんてことはないので、『鮫人』ですでに英語翻訳調を使っている)。
娘の円地文子についても、さして大きくは出てこない。中途半端な本である。ほかのレビューは一人は本人、あともステマくさい。
(追記:五点レビューが増えているがみな山口の著作ばかりレビューしていて笑える)

419吾輩は名無しである2016/05/23(月) 05:48:04.33
ん? 丸谷の谷崎論って
翻訳調だった谷崎が、松子の文章の影響で変わった
というのではなかったかな

420吾輩は名無しである2016/06/02(木) 03:13:38.04
朝日新聞(リレーおぴにおん)テレビの時間:4 糧になる批評、自問続ける

1982年9月、朝日新聞文化面トップに、TBSドラマ「淋(さび)しいのはお前だけじゃない」の評が載りました。寄稿は作家の故・丸谷才一さん。
仕事をやりくりするほど夢中で見ていたという番組の成功の理由は、大衆が馴(な)れきったリアリズムから離れたことだと、鮮やかに分析していました。

丸谷才一氏絶賛
われわれが見るのは大人のための童話劇であって、それは日常的な現実の外へ快く連れ出してくれる。そこには実用的な誠実主義の押し売りがなく、その代わり『青い鳥』や『不思議の国のアリス』に通ずる遊びごころがある。
そしてこれこそは、『淋しいのはお前だけじゃない』を在来のテレビ・ドラマと分かつ最も重要な点であつた。この作者は、リアリズムからふはりと離れることをきれいにやつてのけたのである。しかも、話の辻褄を合わせながら。でたらめにはならずに

421吾輩は名無しである2016/06/02(木) 11:56:33.91
足利時代〜室町時代はあまり日本史のなかであまり注目されていなかった。
脚本家の市川森一さんはそこに着目し、大河ドラマ「花の乱」(1994年)の脚本を書いた。
ところが資料を集め出すと、あまりない。詳しいのが、東京大学資料編纂所の「大日本資料」だった。
神保町の古書店でみつけ、室町時代にあたるのが十冊くらい見つかった。ところがばら売りはしない、という。
思わず全巻337巻に大枚800万円を払って衝動買いをしてしまった。
奥様から、涙目で「半年、どうやって生活してゆけばいいの」とぼやかれたとか。
http://blog.goo.ne.jp/rokuai57/e/0470ad476c5201a3b31115706cbda182

脚本家の市川森一さんが『若い藝術家の肖像』を読むきっかけは丸谷才一の新訳版が昨秋、刊行されたことから。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-column/news/20100309/enc1003091633008-n2.htm

422吾輩は名無しである2016/06/09(木) 11:29:26.01
 「ほとんどの本は、余程の愛着か必要がないかぎり、捨てるなり古本屋に売るなりして処分してしまうので、
70年代はじめに買って今でも手もとにある何冊かの本の値段をなんとなく調べてみる。
純文学の小説が箱入り布製で千円以下の値段におさえられているのに、
’73年初版発行のアイルランドの作家フラン・オブライエンの『第三の警官』(筑摩書房)は、
ロレンス・ダレルの『トゥンク』、ミュリエル・スパークの『ミス・ブロウディの青春』と共に一二〇〇円で断然高く、
新潮社のル・クレジオ『愛する大地』七五〇円、ソレルス『公園』五五〇円(まあ、薄い本ではあるけれど)で、
ナボコフの『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』(講談社)は六五〇円、」

 「日本文学では、私はなんとなく新潮社の値段が安いと思い込んでいたのだったが、
芥川賞受賞作で安め多売系の定価設定とはいえ、文藝春秋の丸谷才一『年の残り』が、
短篇四つで五〇〇円を切って四九〇円で、相当に安いのである。」
金井美恵子『目白雑録4 日々のあれこれ』
http://d.hatena.ne.jp/qfwfq/20110703/p1

423吾輩は名無しである2016/06/22(水) 19:55:06.24
寺田農インタビュー(前篇)
http://gold-fish-press.com/archives/1798

寺田 親父は昔の人だから、なんでもかんでも捨てないでとっておくというか、そのへんに置きっぱなしにしていた。膨大な資料でね。
親父が亡くなった後に、重要そうなものは美術館に寄贈したりしたんだけど、その中に手紙類なんかがたくさんあったんです。
それを整理してたら、面白い葉書が出てきてね。丸谷才一先生の葉書なんです。
親父から聞いてたんですが、丸谷先生は若い頃、うちによく出入りされていた。その葉書には、
「装幀を依頼したいけど、お金がない、はなはだ些少ではありますが、お引き受け下さいませんでしょうか」という意味のことが書いてあった。
親父の七回忌に大判の画集を作って、それを丸谷先生にもお贈りしようと思ったんですが、
住所がわかんなくってそのままにしていたら、偶然、銀座でばったりお会いしたんです。
その時に「先生が昔お書きになった貴重な葉書を持ってるんですが、買いませんか」って言って葉書の話をしたら、
「買いたいなぁ」っておっしゃってね(笑)。
丸谷先生のお話では、親父への装幀の依頼は、出版社がつぶれたか、企画が流れたかして実現しなかったそうですが。

だから当時はいろんな方がうちに出入りしてたんです。いろんな方がうちのことを文章に残しておられますよ。
種村季弘さんが、寺田さんに家(ち)は藪蚊がものすごくたくさんいて、
でもうちの親父だけは食われなくて、客ばっかり刺されてたとか書いておられる(笑)。
親父は庭に大きな甕を置いて、そこに睡蓮を浮かべたりしてたんですが、そこにボウフラが湧いて、そこからまた蚊が発生する。
でも親父は「いいんだ、あそこにはカラスが水飲みに来るんだから。みんな生きてる証拠だ」とか言ってたらしいですね(笑)。

424吾輩は名無しである2017/01/26(木) 20:53:50.68ID:ZbR7Zibp
【貴重音源】丸谷才一「挨拶について」
https://www.youtube.com/watch?v=j1KauDwDjtc

425吾輩は名無しである2017/01/30(月) 19:23:39.35ID:7MNGrAzh
ありがと〜

426吾輩は名無しである2017/10/12(木) 14:13:15.08ID:VTzx/cjk
丸谷才一(1925年8月27日 - 2012年10月13日)

永川玲二(1928年2月11日 - 2000年4月22日)

高松雄一(1929年7月25日 - 2017年8月19日)

427吾輩は名無しである2017/10/14(土) 15:47:57.49ID:cW593v6k
亀井麻美
ずっと以前、丸谷才一の「ケインとカミュと女について」(福永武彦、中村真一郎との共著『深夜の散歩』所収)の
「大衆小説のパターンを利用した純文学作家は、文学史に拾っていったら、たぶんきりがないくらいだろう。
たとえば、ドストエフスキーはウージェーヌ・スューをみごとに利用しつくしている」
2017年9月13日
https://twitter.com/kameiasami/status/908019763942535168

1987年のリスボン
三茶書房が丸谷才一さんの蔵書だった文庫本を並べていた時に選んだ新潮文庫版『ビリチスの歌』。
開くたびにページが剥がれ、分解していく厄介な一冊だが、全てばらばらになって、もはや「本」でなくなったとしても残しておきたい。
http://pbs.twimg.com/media/DKmtYyyVAAAGLY0.jpg
http://pbs.twimg.com/media/DKmtYyzV4AA76dh.jpg
2017年9月25日

がいこつ
それで思い出したのですが、谷崎潤一郎の『文章読本』を、丸谷才一が
「あれは日本語じゃなくて、英文法を前提にした文章作法の本だ」みたいな指摘をしているんですよね。
漱石から谷崎くらいまでの20年ほどの間で、そうした漢文素養と欧米語の素養が混乱するほどの進行があったのかもしれんですね。
2017年10月11日

Sお
クリスティの『春にして君を離れ』はイシグロの『日の名残り』に影響を与えているという昔からの妄想。
丸谷才一の「『郵便配達は二度ベルを鳴らす』はカミュ『異邦人』に影響を与えている」方式(方式?)
2017年10月6日

蔀 県
丸谷才一をどう思っているかなんて考えたこともないけど フランス映画『去年マリエンバートで』を激賞してたのはちょっと意外だった 
中央公論『日本の文学』46巻付録の 川端康成・宇野千代との鼎談で言ってる 
いわく「感動しすぎて、なにか物そうにも三枚以上は書けないだろうと思った」
2017年9月3日

428吾輩は名無しである2017/10/26(木) 17:06:08.46ID:ClJ8glDd
中野孝次について。―01
http://www.asahi-net.or.jp/~nz6k-imi/01magajin/magajin16.6.html
一九五三年 (昭和二八年) 二八歳
ゲーテ書房在職中から荻原芳昭と訳していたカフカ『城』が、
辻増も加わった共訳として、新潮社版『カフカ全集』の第一巻として出版される。
国学院大学は拡張期にあり、外国語科主任菊池武一教授のもと
英語に丸谷才一、仏語に橋本一明、独語に中野孝次が入り、以後次々と若い俊秀が教師となった。
成瀬駒男、永川玲二、小田島雄志、飯島耕一、松本俊介、菅野昭正、清水徹、安東欣男、竹内芳郎、高松雄一などが加わって、
若々しい活気のある所となった。ここが以後一〇年余最高の文学道場であった。
自分はもっぱら、ホフマンスタール、ムージル、プロッホ、カフカ、ノサック、グラス、ベンヤミン、フリッシュなど現代ドイツ文学を読んでいた。》

429吾輩は名無しである2017/11/02(木) 17:41:24.97ID:UHBbS+zX
ナッシー(Takanashi)
10年越しの企画が形になった! 
夏目漱石が『吾輩は猫である』執筆の参考にしたのではと丸谷才一に推理されているコヴェントリーの『チビ犬ポンペイ冒険譚』です。
原書を図書館から借りてコピーして、10年間、いずれ翻訳書出したいとずっと持っていて、ようやく話を聴いてもらえて出せた(涙)!
http://pbs.twimg.com/media/DNWlZBDVwAAIj9c.jpg
2017年10月29日

丸谷才一にインタビューした折、まとめた文章がこちら。
「明治末期、不安と焦燥の時代の斬新極まりない「反小説」」とタイトル冠しました。
『1時間で読める!夏目漱石 要約『吾輩は猫である』』(講談社)に収録されています。
にしても、2回インタビューしたのであるが、とても緊張した記憶だけ。
http://pbs.twimg.com/media/DNZY1viUQAATrNI.jpg
2017年10月30日

『事件』大岡昇平|丸谷才一+木村尚三郎+山崎正和の読書鼎談
https://allreviews.jp/column/1566

430吾輩は名無しである2017/11/06(月) 17:41:07.13ID:GNHFo37E

431吾輩は名無しである2018/03/29(木) 00:38:18.70ID:qWvnYIs/
G.L.J.
元図書新聞編集長で仏文学者のYさんと会って色々話をした。
特に、西部邁、安原顯、阿部晴政、花田清輝、三浦雅士について。
三浦に関しては編集者としては優秀だったが、文芸評論家としては柄谷行人→丸谷才一の腰巾着にすぎず、
凡庸な常識人という意見で一致。『メランコリーの水脈』は割と面白いが。
2018年3月18日

8Bのオーナー
遠藤周作の『駄犬』に登場する、主人公と犬を挟んでいがみ合う嫌みな評論家=「丸田利口」ってのは、丸谷才一のことかな。
2018年3月24日

432吾輩は名無しである2019/07/20(土) 20:24:51.73ID:ELmN4CpG
かきくけH

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